COMBAT ARMORS MAX 1/72 コンバットアーマー ダグラム アップデートver.
 2021年2月発売。2014年発売のシリーズ第1弾のダグラムをリニューアルしたもので、頭部ほぼ全部、太股、ターボザックのリニアカノンが新規パーツに置き換えられた他、ハッチから身を乗り出したクリンとその横に立つハックルのフィギュアが追加されています。あとミサイルポッドも今回は付属。
 元のパーツがある程度余りますが、太股&リニアカノンが入っていたランナーとクリアパーツは丸ごと差し替えられています。
 また、製造国が中国から日本に変更されていて、そのためかパーツ表面に付着している離型剤が以前よりかなり減っています。まだ多少はあるような気もするので、今回も念のためにパーツは洗ってから塗装しましたが。

 全塗装しています。成形色はダークブルーが明るめ、赤が暗め、クリアパーツが色付きに変更されていて、他も違うかもしれませんが未塗装の旧バージョンは手元に無いので確認はできませんが。
 今回も肘や膝等の関節部はグレー成形ですが、元の設定のイメージで周囲の外装の色に合わせています。
 ラウンドフェイサーやブロックヘッドのザック付きバリエーションではライトグレーが銀に変更されていましたが、ダグラムは対空ザック装備に続いて今回も金属色は使われていません。
 で、せっかくなのでダークブルーは前に組んだ分より明るめにしてみました。赤は以前も成形色より暗めにしていたので特に変えていませんが。
 基本的に変更点は前述の部分のパーツ形状のみ。色分けはキャノピーが無色ではなくなったのを除けば特に増えていないし、関節構造はシリーズ第1弾ということで後発のキットより洗練されていない感じですがこれも全く変更は無いです。
 なお、太股は真正面にあった合わせ目が側面に移動しています。

 頭部は側頭部のブロックやアンテナ、コクピット内装、後頭部の赤いバーが流用で、他は新規パーツ。前回はキャノピーが可動式の他に固定タイプが開閉2種の計3組も入っていましたが、今回は可動タイプのみで、正面下部のポリパーツを使ったヒンジの露出は避けられなくなっています。

 着座のクリン(パイロット)と座席は以前と同じものなので、クリンを固定する構造は無いから接着しないと安定しませんが、新規パーツのフィギュアを乗せる場合は中にもう1人いると単純に見た目が不自然なのに加えて脚を入れるスペースの邪魔にもなるので、接着せずに降ろせるようにしておく必要があります。

 で、クリンとハックルの新規フィギュアを乗せるとこんな感じ。なお、キャノピー上面ハッチの展開は前のバージョンと同様に仕様としては選択式ですが、接着しなくてもプラの噛み合わせでそれなりには保持できます。開けた状態で飾りっぱなしにするには少々不安もありますが。
 クリンはコクピット内に隠れる方の足先に板が付いているので接着しなくてもそれなりに安定しますが、むしろハックルの膝と足先がちゃんと接地するように配置するのがちょっと手間だったりします。
 クリンは服装が独特だしハックルも肩ひもが斜めにかかっていたりで、この程度の仕上げでも塗装はそれなりに大変でした。

 リニアカノンはあからさまに別物で、顔も中央部のボリュームが変化した他、太股は上から下にすぼまった形状になっています。

 付属の武装とハンドパーツは、ミサイルポッドが標準で付属するようになったのを除けば前のバージョンと全く同じです。
 新造のリニアカノンも成形色がライトグレー単色なのはそのままなので、武装の色分けについても変化無し。

 上述のように関節構造はそのままなので、可動範囲も特に変化はありません。

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