COMBAT ARMOR MAX27 1/72 コンバットアーマー ダグラム Ver.GT
 2022年12月発売。漫画「Get Truth 太陽の牙ダグラム」のデザインに準じたキット、というか1巻限定版の特典キットからカッターアームを削除して本来の右腕と武装を追加したものです。なのでCOMBAT ARMOR MAXの他のキットと比べるとパーツ分割や関節構造がシンプルな代わりに定価も低め。
 ちなみに国内製造で、パッケージ側面に鳥取物産的なロゴマークが付いています。
 商品説明に「第1話登場時の装備を立体化」とありますが、2巻で登場したフル装備状態で左腕に追加されていたガトリングガンはこのキットには付属しないのでそっちの状態は再現できません。
 あと説明書には1巻掲載のものとは別のカラー参考設定画が掲載されていますが、それもガトリング装備状態。他にモノクロの画稿も数点掲載されています。
 他に特典版には無かったデカールが追加されていますが、マーキングの他に頭頂部センサー等の色分けの不足部分を補うのにも使われています。ちなみに肩の逆三角マークは作中序盤や設定画では角を落としたデザインでしたが、2巻あたりではアニメ版と同様の角が尖ったデザインになっていて、デカールもそれに準じたものになっています。

 まずターボザック無しの状態。なお、厳密には作中ではこの状態(ターボザック無しでリニアガンを装備)になったことはないですが。
 全塗装しています。成形色は特典版と同様に本体色が寒色寄りのダークグレー(宣材とほぼ同じ色味)で、作中の彩色では割と原色に近い青なので特典版を塗ったときはそれに合わせて塗ってみましたが、どうもコーチマSplっぽくなったので今回はそれよりは暗めだけど青く見えるくらいの線で調整してみました。
 色分けは特典版と同様で、頭部の赤と黄色、腰側面のグレーが足りないくらいでだいたいは色分け済み。
 あとデカールはとりあえず保留しました。
 関節も特典版と同様で、ポリパーツ不採用でプラの噛み合わせで構成されています。作中だとダッシュからのスライディングとかもやっていてそこまでは動かないものの、元デザインと同様に腰装甲を分割していないので脚の可動にはどのみち限界がありそうですが。
 ちなみに元デザインでは左にしか無かった手の甲のチェーンガンが右手にもあります(本作では今のところ作中で撃つ描写は無いので、ただの凹凸という可能性もありますが)。

 ターボザックを装着。元デザインでは側頭部に付いていたミサイルポッドはターボザック右側に付くように変更されています。あとザックそのものは背中の長方形の穴で接続。
 武装のパーツ構成も全体的に簡略化されていて、リニアガンの赤い凹部が省略されて平面にデカールを貼る処理になっていたり、中央のパイプ4本が基部と一体成型で先端が塞がっているうえに裏に肉抜きがあったりします。
 上面フックの赤の他にリニアカノン基部の角ばった部分もダークグレーで色分けされていますが、他はミサイル以外ほぼグレーグリーン単色。
 配色は説明書のカラー画稿を参考に、リニアガンとリニアカノンの青は本体とは違う色味っぽいのでそのようにしたりしていますが、その画稿が正面図と背面図で色味が部分的に違ったりもするし作中の彩色も細部が安定しない感じなので割とてきとうです。
 なお、下部の開口部は設定画だと影になっていて配色が不明ですが、アニメ版に合わせて赤く塗っておきました。

 

 頭部のパーツ構成も特典版と同様で、キャノピーは開閉不可で窓はクリア成形で枠は別パーツ。パイロット(クリン)は座席と一体成型です。
 ちなみに頭部アップのコマだと枠の黄色(実際には真鍮みたいな色を想定しているのかもしれませんが)は正面の4つ以外にもあるのが確認できますが、ディテールも無いしかなり小さいので妥協しました。

 写真のアニメ版ダグラムはリニューアル前の方です。

 ハンドパーツは左右ともに拳のみです。


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