COMBAT ARMORS MAX 1/72コンバットアーマー ダグラム
 シリーズ第1弾。コトブキヤ製キットと同様パーツの表面にはちょっと油分が付いているので、洗った方が塗装はしやすいです。
 水転写デカールが付属しますが、以下は貼っていない状態です。

 せっかくなので全塗装しました。成形色は青がもっと暗くて赤は明るいです。
 武装は色分けの省略もありますが、本体は腹の赤い四角や頭部両側のダクトの中身等が足りないくらいでかなり細かく色分けされています。
 関節はポリ入りで軸とボールを併用した構造。ABSは使っていません。
 保持力が極端に低い部分とかは無いですが、一部パーツの噛み合わせが固すぎてやや組みづらい部分や、プラの弾力で押し込んだパーツが浮いてくる部分はあります。腹部や足首のボールを受けるポリパーツは固定軸まわりを削って緩めました。
 上腕のロール軸がやや抜けやすいですが、これはパーツの精度とかより単に軸が短いのが原因っぽいです。
 太股以外は合わせ目が目立ちにくいパーツ分割です。関節まわりの耐久性が未知数なので、後でメンテすることも考えて太股も接着せずに済ませました。
 組み立て難易度としては精度の面でガンプラよりは難しめですが、コトブキヤ等のキットが組めるなら特に詰まることもないかと。

 頭部のキャノピーは可動、固定(閉)、固定(開)の3個入りで、可動タイプのみ窓枠が塗装済み。私は可動で組みました。
 なお、窓の透明の部分は無色です。
 可動と固定(閉)はさらに上面のハッチの開閉が選択式です。ハッチは接着が推奨されていますが、プラの噛み合わせだけでもそれなりに固定されるので、組んだ後で外して角度を変えることも一応できなくはないです。
 中のクリン(パイロット)は1パーツで白成形。コクピットの計器盤はデカールが付属します。

 ガンプラでいうと1/144くらいの大きさです。

 装備品は右腕のリニアガンと背面のリニアカノン付きターボザックが付属。ヤクトダグラムのミサイルポッドは付属しませんが、頭部側面のスモークディスチャージャーの接続部にはポリパーツが入っているのでミサイルへの換装も想定はしてあるみたい。
 背面のターボザック接続穴とカノン基部にはポリパーツが入っています。

 手は拳と平手が左右それぞれと、リニアカノンの砲身を握る左手が付属。左手のみ甲にチェーンガンがあります。

 股関節等のデザイン的にパーツが干渉して動かないところは可動より元デザインの再現を重視する傾向ですが、肘下にロール軸があって前腕の装甲を横に向けたまま肘を曲げられたり肩基部に引き出し機構があったりでデザインの割には動きます。
 開脚は上の写真がだいたい限界。

 脚を前に曲げるのはこの程度が限界なので、例の座り込みポーズは改造しないと無理です。

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