MODEROID ユウブレン
　2022年11月発売。ヒメブレンと同時発売で、成形色以外は全く同じものです。
　なお、ネリーブレンとブレンチャイルドを除く作中のブレンは全部本体は全く同じデザインで色だけ違うので塗れば他の機体も作れますが、露出はかなり少ないとはいえPOMパーツの成形色が固有色（関節部と同じ色）なのでそこは対策するか妥協するかキット化を待つかになります。ラッセブレン（初代）とは本体色が被り気味だったのでオレンジを緑に塗るだけでもだいたいそれっぽくなったりはしますが。

　ヒメブレンと同様、眼と足首内側のオレンジは塗装済みで、額の白い部分は無塗装でモールドが入ったパーツと平面を白く塗り分けてあるパーツが付属して選択式。地色のせいか眼の色が沈んでいる感じがあったので、今回はそこも含めて全部塗っています。
　MODEROIDのブレンパワードは成形色と箱絵の色味の差が総じて大きい傾向ですが、ユウブレンの箱絵は青がかなり濃くて成形色の方がそれっぽい感じです。ただ、個人的な好みとラッセブレンとの差別化も兼ねて（まあ出るかどうかも出たら買うかも未定ですが）インディブルーよりややコバルトブルーに寄せる方向で調整しました。あとダークブルーはクインシィ機と色を揃えてみました。関節部ははっきり青いよりグレーに寄った方が個人的に落ち着くのと、あと共通点があるとエモいかなって。
　ヒメブレンと同様、マスク左右のフィンの凹部と後頭部、前腕装甲の縁のオレンジと、背中と頭部フィン側面のグレーは色分けが不足しています。
　腰後部の装甲は3ミリ穴の有無で2種付属。
　関節構造も全く同じで、肩と膝の軸はかなり固いです。

　額のパーツは今回も白い部分が無塗装の方を使用。眼のスリットは作中だと感情によって発光色が変わったり寄ると中に眼球のようなものがあったり引くと黒い線だけになったりで、どうやってもあまりそれっぽくならない感じはあります。

　そういうわけで色以外は同じ。

　武器はブレンバーとブレンブレードが付属。手は拳、開きの違う平手2種、武器用が左右それぞれ付属します。あとブレンバーを前腕と腰後部に付けられるジョイントが各1種付属。これも全部ヒメブレンと同じ内容です。ちなみに作中ではブレンブレードもたまに腕に付けていましたが。

　ユウブレンは作中序盤ではブレンバーの代わりにソードエクステンションを持っていましたが、グランチャーから流用すれば再現可能。
　ちなみにブレンが装備した武装でキットに付属しないものとしては、他にマイクロウェーブ発振器、ショーター（刃が短いカタールみたいな三角形の武器）、ミサイルランチャー（オルファンへの直接攻撃に使ったもの。グランチャーのものとは別物）がありますが、いずれも1回しか使っていません。

　チャクラエフェクトは今回も塗装済み。見た感じヒメブレンのものと同じ色です。
　エフェクトはそれ自体を台座としても使えます。支柱との接続部は裏面にあるので丸ごと裏返すことになりますが。
　あと本編で使い方を確認してみたら、そもそも輪郭がだいぶぼやっとしているし別にこのパーツのディテールみたいな模様があるわけでもないし色もその時々で変化するしで合わせようがないからてきとうでいいんじゃないかという気がしてきました。

　せっかくなのでチャクラエクステンションを。浮かせた状態で近づけるとと支柱同士が干渉するのが地味に面倒だったりします。
　あと作中でのチャクラエクステンションの使用例は3回でそれぞれユウブレン（ソードエクステンション装備）＆ヒメブレン、ブレンチャイルド2体、ネリーブレン＆ヒメブレンの組み合わせなので、厳密にはこの状態で使ったことは無かったりしますが。