ミニ四駆REV レイザーバック
ジャパンカップ開催30周年記念のミニ四駆デザインコンテストの最優秀賞作を元にしたキット。
シャーシはFM-Aシャーシ。フロントモーターのキットを組むのは初めて、というかミニ四駆は最初のシャーシと初代アバンテで導入された二代目シャーシしか組んだことが無かったりしますが。つまり数十年ぶりですが、なんでそんな有様で今頃になって急に新作を買ったのかというと単に通販サイトの新着リストに並んでいて形が面白そうだったからです。車体の色分けは側面の楕円状の突起だけ塗装して、他は付属のホイルシールを使いました。本体色はメタリックブラックで指定されているので一応それっぽい色で塗っていますが、成形色も質感は悪くないし半分くらいはシールで覆われるので塗らなくても大差無さそう。
なお、デジカメの問題で窓が青くなっていますが現物は紫色です。
逆テーパーになっているフロントウインドウは別パーツ。
シャーシの黒い部分とカウルはABS、蛍光グリーンはPOM、ホイールはPP。タイヤの径と幅は前後で共通です。
シールがかなり大きいし紙のホイルシールだから水張りもできないしでだいぶ不安でしたが、長年のノウハウがあるだけあって思ったよりは貼りやすいつくりでした。
赤い部分や窓の近くの丸モールドみたいな部分は造形されていません。フロントのインテーク付近は一部が別パーツ。そのインテーク後方にモーターが入っていて、グリーンのパーツのスリットから部分的に露出しています。
タイヤは4つがランナーでつながった状態で入っていて、ゲート跡が目立たないように切断するには慣れが必要そうです。
後部のサスペンションっぽい部分は銀で塗装しています。
大昔のシャーシの軽量化という概念が出てきた最初期の頃は底面の真ん中に肉抜き穴が並んでいるのが基本でしたが、これは穴がデザインっぽく処理されていて年月を感じます。
表示スケールが1/32なので、手近にあったものから近いもの(といっても1/35ですが)を並べてみました。