1/4000 SDF-1 マクロス艦 強攻型“劇場版”
先行した要塞艦からはアームド部分が丸ごと流用されていますが、他は足先等の一部くらいで意外と新規パーツが多いです。
マーキングはデカールが付属。アームドの甲板の青い部分は全部一体化したもの、青の下地以外、数字のみの3種類付属します。なお、前者2つは01と02のみですが、数字のみのものは00〜09の10種付属。
パーツには細かい部分を除いて一見スナップフィットみたいな大きいダボが付いていますが、嵌合がゆるゆるで要接着です。位置決めはやりやすいですが、ダボのせいで表面にヒケが出ている部分もあります。
主砲とスネは芯材の四方に板状の外装を貼り付けていく構造ですが、1枚ずつ固定してしまうと誤差が重なってズレが出やすいです。
全塗装しています。成形色より青紫に寄せた感じです。あとノズルが焼鉄色、その周囲の凹部や一部フレーム等が黒鉄色で指定されていますが、このサイズでギラギラしたメタリックも不自然な気がしたので黒鉄色指定の部分はダークグレーにしています。ちなみに本体はともかくアームドはやたら大量にノズルが付いているので塗装が地味に大変でした。
アームドのパネル塗装はちょっとくどい気がしたのと面倒臭かったのもあって、単色で塗った上からスミ入れだけで済ませました。
成形色はブルーグレーの濃淡2色、足先のカーキ、無色クリアの4色。色分けのための分割はあまり無くて、スネのライトグレーの部分はダークグレーで一体成形です。
頭部(艦橋)の窓はクリアパーツ。あと脚の窓は開閉選択式で開いた状態はクリアパーツですが、要塞艦ならともかく強攻型で窓を開ける状況はかなり限られそうなので閉じた状態にしました。
窓は無色が正解のようですが、目立たない気がしたので薄くクリアブルーを塗っています。
主砲のオレンジの丸いラインはスジ彫り入り。砲塔等のオレンジの直線状のラインはスジ彫りが無いですが、その辺も手描きで入れました。なお、その辺は全部デカールも付属します。
四角い開口部の外側と中身のノズル類は別パーツ化されています。
アームド01と02は互いに左右対称な形状ですが、艦橋以外は共通パーツで、甲板は2分割されたパーツを左右逆に組むようになっています。
アームドの甲板のラインはスジ彫りが入っています。
可動部は腕の各部、胸部中央と左右ブロックの接続部、主砲基部、肩の細長い砲の基部、あと脚の付け根と足首。膝関節はありません。
脚の付け根も微妙に角度をつけられる程度なので、動くのは実質腕と主砲くらい。なお、台座は付属しないし市販のものにも特に対応はしていません。
可動部は肩の細長い砲以外は全部ポリパーツ入りですが、総じて緩目。脚は元々ほとんど動かないし主砲も垂直と水平は維持できるので問題無いですが、腕を動かしたポーズで飾るなら肩や肘は補強しておいた方がいいかも。
ガンプラでいうと主砲抜きなら1/100の標準より若干大きい程度。
あと要塞艦に付属のVF-1とモンスターは無くなっていて、代わりにデストロイドのトマホーク、ディフェンダー、ファランクスが付属しますが、小さすぎてちょっと手に負えないので省きました。