1/35ブラッドサッカー [ST版]
　ポリパーツ以外は完全新規設計。特にブラッドサッカー自体のPS版以外への流用を想定した設計にはなっていません。

　※頭部の緑色のレンズは市販パーツ（MSサイトレンズ）に置き換えています。
　全塗装しています。これに合わせてボトムズカラーの専用色が出たのでそれを使っていますが、成形色はこの色より青寄りでやや暗め。
　センサーやライトの類以外はほぼ色分け済み。肩装甲も左は赤成形です。
　センサー類、あとフロントスカートのマークはホイルシールが付属。フロントスカートにはスジ彫りも入っているのでそれに沿って塗りました。
　右側頭部のパーツは左側と同じ形状のものからスモークディスチャージャーを省いたものと円形状のものの選択式。写真は前者を使った状態です。
　足首のトゲが付いた三角形のユニットは各1パーツ構成で、トゲは内側に穴が開いています。
　可動についてはおおむね既出のキットと同様。

　上述のように緑色のセンサーの大きい方はMSサイトレンズに置き換えています。ここと胸のライトは丸い部分だけ別パーツですが、他のセンサーっぽい部分は周囲の部分と一体化したパーツが同じランナーに入っているので、PS版では分割はせずに丸ごとクリア成形するようです。
　ST版なので例によってコクピットの再現は無いのにハッチが開閉するわけですが、今回は内装も背もたれ、操縦桿とパイロットが足りないだけで、座席の底面やフットペダル、さらにハッチ裏に付くモニタのようなものまで造形してあって、これもうPS版と分けなくてもよかったんじゃないかという気も割とします。
　スコープドッグはハッチがやや不安定でしたが、今回は閉じておけば勝手に浮いたりはしません。

　背は高いですが、ATとしてはかなり細身。

　武装はマシンガンのみ付属。マガジンらしき部分は着脱可能です。
　手は左右の拳と右のマシンガン用、左の平手。拳以外は例によって手首の角度が選択式です。
　スコープドッグでは平面だったマシンガンとスモークディスチャージャーの銃口は、今回はいずれもスライド金型で開口済み。
　フォアグリップが無いうえに胸が前に長いので、銃を両手で持つようなポーズはちょっと難しいです。