ゾイドワイルド デスレックス紫龍形態
 ZW12 デスレックスの外装の成形色を変更した限定品。コロコロコミックの抽選だったりイベントの賞品だったりしたそうですが(具体的にはよく知りません)、最終的に小学館から通信販売になっていて(2020年1月発送)、今回のはそれで購入したものです。
 上述のように通常版とは外装の色のみ相違していて、骨格やポリキャップの成形色、眼の塗装色等は通常版と全く同じで説明書も流用ですが、パッケージは専用のモノクロ印刷のものになっていて、側面の機体解説は紫龍形態に合わせて文面が差し替えられています。設定上はデスレックスの強化形態ですが、単純な上位互換ではなく防御を捨てて攻撃に特化した形態とのこと。
 なお、通常版の定価より価格がちょっと上がっていますが、特にボーナスパーツや追加のステッカーがあったりとか赤い外装も付属したりとかそういうこともなく色が違うだけです。

 骨格形態。今回は仕様上外装を塗るわけにはいかないので、代わりにガンメタをスプレーで吹いて金属光沢を出してみようとしたわけですが、なんか意外と変わり映えしなかったというか。
 シリーズ最大級のキットで特に頭部はXL型の中でも最大ですが、牙や前脚の爪は一体成型で色分けされていません。

 完全形態。外装パーツは全部クリアパープル成形です。装甲が二重に重なる胴体側面はともかく、頭やしっぽは中身が透けて見えて面白い質感になっていますが、そういう意味では胴体の中心線より下には外装がほぼ無くて機体サイズの割に骨格の露出が多いデザインなのがちょっと勿体ない気も。

 中身は黒いので外装越しだとはっきりとは見えづらいですが、赤い眼はよく見えます。そのため上から見ると顔の印象は変化しているかも。

 ジェノスピノとは全体のボリュームはだいたい同じで体形も近いですが、スピノの方が腰を落とした姿勢になっています。

 ワイルドブラストは駆動に連動して自動展開する仕様で、しばらく歩いてから口を大きく開いて中の武器(ウブラドリル)が露出(ドリル自体は前後には動きません)して回転&赤く発光、さらに胴体左右の外装(デスジョーズ)が前に展開し、加えて背面の放熱フィンも開きます。
 装甲が展開するせいで顔が見える角度が限定されるのがちょっと困ったところではあります。
 なお、デスジョーズは開いた状態だと前で固定されますが、非展開時は基部に遊びがあって左右にぐらつきます。

 

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