ゾイドワイルド ZW17 キャタルガ
 2018年12月発売。分類上はM型ですが、本体の他に牽引キャリアが付属するため価格と箱サイズは他のM型より増加しています。
 キット版の設定としては所属陣営が無いようで、パッケージには陣営マークが無くて付属シールは3陣営分のマークが全部入っています。

 今回も最初から部分塗装しています。

 まず骨格形態。この時点で既にモルガ感があります。あと黒と銀に緑の挿し色で若干のガイロス帝国(最初期)感もあるような。
 フレームの成形色はかなり黒っぽいですが、脚だけ成形色を残して他はちょっと明るめに塗ってみました。

 胴体は動力ユニットを銀色のガワで覆った上からさらに黒いガワがつく構造。頭部も開口部から中身の銀色がチラ見えするようになっていますが、装甲を付けると開口部自体が隠れるので中は見えなくなります。
 タイヤ状の部分にはゴムのリングを付けるようになっています。

 完全形態。グソックやステゴゼーゲと同様、シリーズ内では珍しい方の彩度が低い色使いです。
 最初は胴体後部も外装と同じ色で塗ろうかとも思いましたが、胴体前半と後半で色が違うのがモルガに対するキャタルガの個性のような気もしてきたので、結局アニメ版の塗り分けをベースにちょっと足す方向で仕上げました。なお、アニメ版では頭の装甲の先端が四角くグレーで塗られていますが、キットでは四角形の上辺部分は段差やスジ彫りが無い平面状になっています。

 車輪を回して走行しつつ全身を上下にうねらせます。脚は動きません。
 動力ユニットは他のM型と同じもので、上面のギアはどこにもつながっていなくて側面の軸だけで全身を動かしています。
 あと左右の顎としっぽの突起(今シリーズでは珍しい火器っぽいパーツですが、設定上は触角)は軸可動。

 デザインはモルガ色が強いですが、かなり大きくてサイズ感は全然違います。モルガは1/72でキャタルガは1/35なので設定上の大きさは大差無いですが。

 ワイルドブラストは手動で背面部を後ろにスライドさせると連動して顎が上がって中のドリルジョーが露出。
 ドリルジョーは走行に連動して回転しますが、非展開状態でも隠れているだけで常に回転しています。

 牽引キャリアが1セット付属。キャタピラ状の部分はダミーで、その前の車輪と車体裏面後部にある車輪で走行します。
 2セット以上あればキャリア自体を前後または左右に連結可能。
 あと車体とキャタルガの連結部付近に座席があって、トリケラやデスレックス等に付属する着座タイプのフィギュアを乗せられます。キャタルガ自体のフィギュアは非対応。
 キャリアに他のゾイドを乗せて、さらにそのまま走行することも可能。現物を持っていないので試していませんが、グラキオも乗せられるそうです。

 捕縛ロープが4本付属して、乗せたゾイドを固定可能。車体との接続用の穴が複数あるので、使う穴を変えることで長さを調節できます。

 ゾイド以外のものを乗せるとこんな感じ。

 

メニューに戻る

inserted by FC2 system