ゾイドワイルド ZW23 ディロフォス
　分類上はS型のゼンマイ駆動モデル。アニメではディメパルサー用増幅装置みたいな扱いでしたが、キットの方の設定だと単独でもジャミングが可能だけどディメパルサーとは相性がいいので増幅も可能、となっています。
　骨格を部分的に流用しているキットは他にもありましたが、今回は骨格はラプトールと完全に共通です（色のみ相違）。
　例によって部分塗装しています。

　復元形態。そういうわけで形状はラプトールと全く同じで、眼のパーツを頭部で挟み込む＝分解しない限りは着脱不可能な構造なのでこの形態で既に眼が付いているのもラプトールと同様。
　やっぱり前腕は胴体と一体成型なので、埋まっている隙間はてきとうに削っています。
　骨格の成形色がシリーズ内では比較的明るい色味なのもラプトールと同様ですが、全く同じ色ではなくて若干相違しています。

　完全形態。ラプトールと同様、外装は頭部と背面に集中していて他の部分は骨格が露出したままです。
　歩行にはしっぽが連動。ラプトールと同様、展開ギミックの都合で口は連動せず、あと一体成型の腕もやっぱり動きません。

　ワイルドブラストは手動で首の左右と背中のヒレを前に展開。背中のヒレの展開に連動して口が開きます。

　顔つきがだいぶ違うのと各部のヒレでシルエットも変化しているので、骨格が丸ごと流用なのは一見してわかるとはいえ意外とフォルムは差別化されている印象。