ゾイドワイルド ZW25 ビーストライガー
 セカンドシーズン第1弾。7月発売ですが、10月からのアニメ2期に主演予定です。
 パッケージデザインは従来のものを踏襲してナンバリングも続きになっていて、駆動ユニットも従来のM型と全く同じものですが、従来のM型より価格がちょっと上がっています。
 アニメの方の設定は不明ですが、キットのパッケージや説明書に掲載されている設定によると、エヴォブラストを搭載したゾイドを相棒とする勢力(パッケージ等はファーストシーズンの主人公陣営と同様の青基調)とマシンブラストを搭載したゾイドを改造し兵器として運用する勢力(パッケージ等は帝国と同様の赤基調)の二大勢力の対立、という構図になっているようです。ただ、今回はどちらの勢力にも名前が無い(所属勢力のエンブレムも無いです)ので、説明文の一部がちょっと不自然なことになっていますが。
 なお、改造&カラーリング変更案の側面図も掲載されていて、過去作(それもアニメ1作目の頃よりさらに遡った中央大陸戦争時代くらいのキット)のオマージュっぽい面もあります。
 この改造案はビーストライガーおよび同時発売のキャノンブルでは元の所属勢力でのものと敵に鹵獲された想定のものの2種類ずつ掲載されていますが、青軍(仮)のものも含めて銃火器を中心にメカメカしいパーツを盛る傾向で、爪や牙以外の武器がほとんど無かったファーストシーズンから路線変更しているようでもあります。このキット自体は相変わらず格闘特化ですが。
 例によって以下の写真も部分塗装した状態です。

 まず復元形態。新シリーズの主役機・・・にしては第一印象は武器が赤くなっただけのワイルドライガーですが、実際黒い部分は完全に流用です。
 セカンドシーズンでは武装ギミック用ユニットにはある程度の互換性があるようですが、今のところは従来と同様に骨格に組み付けてしまう構造なので、組んだ後で簡単に着脱できたりはしません。

 ギルラプター(黒)に続いて、今回も見本写真で金色の部分がメタリックではない黄色になっています。その一方で赤はギルラプター(赤)等と同じメタリックですが。
 あとワイルドライガーでは黒かった前脚基部の軸等の塗料が食いつかない樹脂のパーツも、今回はこの黄色になっています。

 完全形態。なお、ライダー(パイロット)のフィギュアは従来のものと同じデザインで、成形色も透明のままです。
 ワイルドライガーと同様に外装に2色使っているのが特徴ですが、脚の付け根は赤い部分が白い部分に覆われていてあまり目立ちません。あとワイルドライガーに対し外装の一部が青から赤に変更になった割にポリキャップの色は赤をそのまま継承しているので、落ち着いた色使いになったとも言えるし1色減って地味になったという面もあります。
 ちなみに装甲の凹部は耳のみ開口していて、内側の赤いパーツが見えるようになっています。写真はその赤い部分をフレーム色で塗った状態。
 白い部分にはもっと色分けを増やしたい気もしますが、とりあえずアニメを見るまでは保留しておきます。
 歩行ギミックについてはワイルドライガーと全く同じです。

 で、今回ワイルドブラストに代わって導入された進化解放(エヴォブラスト)ですが、ビーストライガーでは二段展開式になっています。歩行(に連動した首の位置の下降)に連動して背中から武器が出るのはワイルドライガーと同じですが、一段階目でレッドタテガミクローが展開、二段階目でその先端からさらにゴールドタテガミクローが展開するようになっています。
 歩行中に自動展開しますが、電源を入れていない状態でも首を手動で下げれば展開します。

 並べてみると造形は意外と別物です。まあ骨格が全く同じなのもあって印象は被り気味ですが。

 

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