ゾイドワイルド ZW28 バズートル
 分類上はM型の電動モデル。一見して解るように骨格の大半はガノンタスと共通です。
 ちなみに説明書には今回も改造型の側面図が2種掲載されていますが、今回は鹵獲機は無いです。

 復元形態。見本写真だと骨格の成形色はガノンタスと同じ明るめの色味に見えますが、現物は黒に近いです(写真は肋骨状の部分だけ塗って他はほぼ地色を残した状態)。
 ガンメタの部分はガノンタスと共通パーツで、銀色の部分のみ新造。この形態だと背中に露出した武器以外はほぼ同じに見えますが、モチーフがプロガノケリスからワニガメに変更されたためか、爪の先端が鋭角的になっています。

 キャノンブルと同様、外装を付けると完全に隠れますが眼のパーツも付属します。

 完全形態。今回もバイザーは周囲の装甲と一体化していて塗装済みです。
 外装の色味は成形色に寄せて塗りましたが、ちょっとずれました。武装はほぼ銀単色成形ですが、昔の帝国ゾイドも武装は銀1色のが多かったしゾイド的にはアリか、と思って色分けの追加は控え目にしておきました。ミサイルの先端は赤系で塗りたい派なのと、あと左右の副砲(A-Z対空レーザー砲)は砲口がほぼ平面でそのままだと単調だし、かといって1パーツで内側にがっつり肉抜き穴が開いているから穴を彫るわけにもいかないので砲口っぽい部分だけ色味を変えていますが、その程度。
 外装は全部新規パーツ。ガノンタスに対し武装が増えた代わりに前脚の正面に付いていた装甲が無くなっています。
 ガノンタスと同様、口は手動で開閉できますが歩行に連動はしません。しっぽは歩行に連動。

 マシンブラストも大筋ではガノンタスのワイルドブラストと同じ構造(4ブロックに分かれた甲羅を手動で前後左右に展開)ですが、中折れ式の主砲を手動で展開する工程が増えています。あと左右の装甲の裏にそれぞれ別デザインのミサイルランチャー(左が410口径ローテーションミサイル、右が410口径ミサイルポッド)が追加されています。ちなみに装甲を閉じた状態で正面向きに並んでいる円筒も設定上はミサイル(270口径4連ミサイル)。
 この状態で歩行させると、ガノンタスと同様に主砲が伸縮します。なお、主砲以外の銀色の武器は特に連動はしませんが、全部丸軸接続なので手動で動かすことはできます。あと別の空いているジョイントに付けたり他の機体に積んだりすることも可能。

 背面のハッチが無くなったので、背面後部の装甲&肋骨を丸ごと展開しないとライダーが見えなくなっています。なお、主砲(A-Z680口径バズーカ砲)の砲身を畳んだままだと装甲の展開は不可能。
 ちなみに装甲を開いた状態で主砲の砲身を可動範囲の限界まで畳むと、砲身がライダーの頭部を直撃します。

骨格はほぼ同じですが、武装が増えたのと装甲も鋭角的な凹凸が多い形状なので、アウトラインはややボリュームアップしています。

 

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