ゾイドワイルド ZW35 ドライパンサー
 分類上はM型のキット。パンサー種ですが、虎に続いてまたライガー系と骨格の大半が共通です。しかもそのライガーの強化型の発売前月に発売という予想外の展開でした。

 骨格形態。黒っぽい部分は流用で、ガンメタの牙、爪、あと背面の武装ユニット(組み立て済み)が専用パーツ。黒っぽい部分はかなり暗めの色味で、粒子が粗めのメタリック。ガンメタは見本写真より暗い色味になっていて、黒っぽい部分との色調差が小さくなっています。
 なお、説明書の解説によると設定上は背面のユニットをパージして俊敏性を上げることが可能ですが、ユニット自体は挟み込みなので着脱には分解が必要です。

 例によってバイザーで隠れる眼のパーツも付属。
 なお、背面ユニットから前に伸びた円筒状のものは武器(3連サイレントガン)ですが、下面に肉抜きがあって砲口を彫ると中の穴まで貫通してしまうのでそれはやめておきました。

 完全形態。装甲をつや消しにするのはナックルコングでやったしメタリックにするのもジェノスピノでやったので、今回は原色の黒を光沢で塗ってみました。あとガンメタは爪と牙を塗って色味と質感を少し変えています。
 この状態では口を開閉しながら歩行歩行に口が連動しません。

 マシンブラストは左右の武器(シャドウシールド)を回すと片側3枚の刃(A-Zドライブレード)が連動して展開、さらに首を下げて背面ユニットを前にスライドさせると発動形態に。この状態では歩行に連動して武器が回転し、口も開閉するようになります。
 そういうわけでギミックは従来のこの骨格に共通だった背面のブレードを前に展開するものとは完全に別物になっていますが、歩行に連動して自動展開する機能は今回は無くなっています。
 刃のパーツは前脚の付け根の軸等と同じ成形色で、どうも塗料が食いつかなさそうな材質なので成形色のままにしました。ちなみにUVライトを当ててみましたが蛍光色ではないです。

 マシンブラスト展開状態から左右の武装基部アームを横に起こすことも可能。この状態でも回転はします。

 今までの同型骨格のキットとは背面の武装が完全に別物になったので、装甲のボリュームバランスの違いもあって印象は割と差別化されています。

 

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