ゾイドワイルド ZW52 ゼノレックス
 2021年1月発売で、ゾイドワイルド3期では2番目の新規本体キット。バーニングライガーと同様のコアドライブシステム(CDS)に加えてゼノエヴォリューションシステム(XEVS)という新ギミックも搭載されていますが、後者に対応した換装パーツセットのゼノエヴォリューションアームズは2月以降の発売となっています。
 なお、CDSは対応装備がバーニングライガーとゼノレックスのどちらにも装着できるのに対し、ゼノエヴォリューションシステムは現時点ではゼノレックス専用となっています(一部パーツは共通ジョイントでの取り付けも可能)。

 で、共和国でティラノ型というと個人的にはゴジュラスとかゴドスとかその辺のイメージ&キャノピーがクリアオレンジ成形&バーニングライガーを全身メタリックで塗っちゃったから金属色にした方が並べたときのバランスがよさそう、ということで中央大陸じゃなく西方大陸の方のゴジュラスのイメージで塗ってみましたが、現物は銀に近いシャンパンゴールドくらいの色味にしたのに撮影すると何故かただの金色になってしまって、標準型のゴジュラスというよりはジ・オーガをメタリックにしたと言った方がまだ多少は近いくらいの妙な色味に写っていますが。
 あとポリキャップが白成形でこの配色にはあまり合わなさそうな気がしたので、そこは交換しても互いに問題が無さそうなカラーバランスのハンターウルフと交換しました。
 そしてハンターウルフの方がポリの数が少ないので、脚の内側の一番目立たない部分に2箇所だけ白を使っています。
 そういうわけで駆動部の塗料が乗らないパーツ以外は全塗装しましたが、その塗れないパーツが普段なら黒とかグレーのところを今回はオレンジイエローで、胴体側面にある程度露出するので塗装もある程度制限されますね。
 バーニングライガーは基本が赤単色というのもあってか頭や脚に色分けのためのパーツ分割もありましたが、今回はそういうのは特に無くて、塗装済みの眼以外はパーツ単位での色分けがデフォルトになっています。そういうわけで腕(前脚)が単色だったりと、色分けはバーニングライガーより少ない印象。
 今回もバーニングライガーと同様にフレーム構造は廃止されています。脚は一見銀色の骨格に青い装甲が被さったような外観ですが、青い成形色の部分は駆動ギミックのための可動部も兼ねていて骨格には固定されていなかったりもします。
 駆動ギミックは歩行に連動して腕を振り、首が上下、しっぽが左右に曲がって、あと口も開閉します。脚は銀色成形のフレームは膝に相当する部分が固定ですが、その手前に来る青い装甲とガンメタのシリンダー状のパーツが歩行に連動して屈伸するので、膝も動いているように見えるようになっています。

 頭部はゾイドワイルドでは初のキャノピーが付いていて、パイロットは装甲とキャノピーで完全に覆われるようになっています。なお、鼻づらのあたりの装甲も可動式で、閉じた際にはキャノピーの前端に装甲が重なってロックされる構造。
 デザインラインは2期までに対しかなり変化していますが、Z-Oバイザーを装着していない共和国機は眼球が露出する、という点でワイルド以降の共通点を踏襲しています。骨格形態の廃止のためか眼は外装と一体成型になっていますが、上述のように塗装済み。ただ、塗装はメタリックイエローですがキャノピーに合わせてクリアオレンジを上塗りしてみました。

 バーニングライガーとはだいたい同程度のボリューム。

 コアドライブウェポン装着時には背面中央の外装を外す必要がありますが、このパーツはゼノエヴォリューションアームズの主武器基部も兼ねているためか大型で、バーニングライガーとは違って別の位置に付けておいたりはできず余剰パーツになります。

 あと昔のイメージで既存の武器パーツを盛ってみましたが、XEVSとの兼ね合いなのか胴体に3ミリ径ジョイントが無いので盛り付けにはやや制限があります(写真のキャノン砲は脚に付けています)。

 

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