S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーオーズ タトバコンボ
放送開始から4ヶ月後の発売と、フィギュアーツとしては早い商品化です。今回は放送開始と同時にOCCが出ていたりもしますが。
パッケージの見本写真では足首関節は軸構造になっていますが、製品はキバエンペラー等と同様のボールジョイント1個のみの関節になっています。ダイキャストパーツは無し。
各部の塗装やクリアパーツも使ったバックル等、精密感はOCCよりかなり高いです。
あと、何故か顔中央の赤と眼の下の赤い部分の間の黒い部分まで赤く塗ってつないであります。これも見本写真だと黒いですが。
モールドは無く赤く塗ってあるだけなので、黒く塗りつぶしました(右が塗装後)。あと胸のトラの鼻あたりの塗装がかすれていたのでその辺もリタッチ。
OCCは塗装の省略がかなり多かったですが、胸のメダル部分はフィギュアーツより精度高いです。OCCより若干小さめ。
タカクローの変形は丸ごと差し替え式で、硬質樹脂製。
可動範囲は足首がただボールを1個入れただけで大して曲がらないのと、胴もデザインのせいで胸のメダルと腰のバックルが干渉して前屈が制限されますが、他はかなりよく動きます。
ただ、うちの個体は首と右脚付け根のボールが緩かったです。
メダジャリバーとオースキャナーの塗装はかなり細かいです。
手首は拳、平手1種、ジャリバー用が左右とも、スキャナー用が右のみ付属。
オースキャナーはOCCとは違ってベルト側面に取り付けるものを外して手に持つ構成で、OCCの手持ち用より小さめ。保持用の手首は上述のようにジャリバー用とは別造形で右手のみ。
ジャリバーは硬質樹脂製で、両手持ちも問題なく可能。
DX版ライドベンダーとの対比。
・アンク
初回分の先着特典。店舗によっては発売日にタトバを入荷していても配布が全く無い例もあったようです。
タトバ本体とは別の箱入りで配布されています。
魂STAGEとだいたい同じ仕様の専用台座付き。アンクの穴に軸を差し込む構成のため、先端の挟み込み式の固定パーツは付属しません。
手の平の丸い部分は白で塗装されています。
手首の関節は通常のフィギュアーツと同じ形状で曲げ軸を省略したものが入っています。
で、金色の塗装が省略されていて、特に本来指輪がある部分が真っ黒だったりするのでてきとうに塗ってみました。
オーズ本体との組み合せ例。
・おまけ
ガンプラのクリアパーツのランナーを金色で塗ってから輪切りにして、コアメダルのようなものを自作してみました。某ふたばの某模型裏にあったネタの丸パクりなわけですが。
同じ要領で銀色のランナーを使えばセルメダルのようなものの量産も可能ですが、写真のコアを6枚切り出した時点で既にかなり面倒臭かったのでやめておきました。アンクは指の開きが大きいので無理でしたが、タトバの平手なら指の間に挟んで保持できます。
足首の仕様変更はどうかと思うし、アンクは多少値上げしてでも標準装備扱いでよかった気もしますが、それ以外はけっこういい出来かと思いました。というか販促特典を付ける前に出荷数をですね・・・。