ボークスA3 Su-37UB チェルミナートル
 最初にお断りしておきますが私はこの機体の出典元について全く知らないので、以下の写真や記述にもそういう方面の事実誤認が含まれる可能性がある旨ご了承願います。

 まず装備なしの本体。関節のジョイント以外は全部つや消し塗装仕上げで、右肩にエンブレムがプリントされています(他に機番シールが付属して任意に貼る仕様)。
 塗装・仕上げに関してはゲート跡や塗装のずれ、接着剤のはみ出しも若干ありますが、スミ入れやシャドウ等が省略されていることもあってMIAとかGFFよりは粗が少なくてきれいな印象です。
 薄いフィン状パーツ等は硬質樹脂っぽい気がしますが、それ以外の本体は関節のジョイント以外PVCの塊。でも感触がぐにゃぐにゃとかエッジが丸いとかそういう問題は特に無いと思います。

 大きさはガンプラ1/100よりちょっと小さいくらい。ボークスのスパロボはだいたい1/144くらいだったので(私はヒュッケとアルテリオンしか持っていないので他は知りませんが)、思ったより大きかったです。

 で、付属品を一通り装着した状態。跳躍(ジャンプ)ユニット(腰についている航空機の尾部みたいなパーツ)、 突撃砲(銃)、チェーンソーブレード、ガンマウント、あと素手の手首が拳と平手の2種×左右分付属します。
 背面にはジョイントのカバーを外してガンマウントを2箇所に装着可能。ガンマウントは何も付いていないものと突撃砲をマウントしたものの2種が2個ずつ付属。写真はそれぞれ1個ずつ装着した状態です。
 あとヒザ関節裏側のブロックを取り外すことで可動範囲が拡大する仕様で、これより下の写真は外した状態です。

 突撃砲は手首と一体化していて、他の武器を流用して持たせることは不可能。チェーンソーブレードは前腕のカバーを外して取り付けます。
 関節はクリック式ジョイントによる軸関節の組み合わせで、調整がちょっと面倒臭いところも含めてリボルテックに近い感じです。足首がちょっと動かしにくいのと股関節が腰周囲のパーツと干渉しやすい以外は割とよく動きます。超絶可動というほどでもないけど個人的には目立って不満を感じる部分も無かったです。
 ただ、差し替えパーツの軸径が若干不統一なようで、太い軸のパーツを付けたまま放置すると穴が広がって別のパーツに差し替えたときに外れやすくなる場合も。あと個体差みたいですが、うちのは跳躍ユニットが片方だけ外れやすいです。

  バンダイのアクションベース(1)の一番幅が広いジョイントなら無改造でもある程度は固定できます。

 そういうわけで同社のスパロボよりはかなり安いけどあれと比べなければ少々お高いのも否めませんが、バンダイ製品とかのメジャーどころ以外の可動ロボとしては費用対効果は悪くない部類だと思います。迷彩のロボは割と珍しいですし。

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