BCS-02 覚醒チェンジセット オプティマスプライム&チェーンクロー
BW-01 覚醒ウェポン チーター
 いずれも2023年4月に、国内向けの「ビースト覚醒」関連商品第1弾として大量リリースされたうちの商品。
 ビースト覚醒関連の玩具はシリーズがかなり多くて、覚醒チェンジシリーズだけでも覚醒チェンジ(単体ロボットに変形)と覚醒ウェポン(ビーストから武器に変形)と覚醒チェンジセット(可変ロボとウェポンのセット)と覚醒アーマー(可変ロボと、ビーストから変形してそのロボに装着可能なアーマーのセット)があってややこしいですが。
 ちなみに定価は覚醒チェンジと覚醒ウェポン各1個の合計と覚醒チェンジセットが同額でウェポン部分のボリュームも同程度ですが、覚醒チェンジセットのロボット部分は覚醒チェンジ(単品)より総じて可動箇所が多めです(わかりやすい差としてはセット版のみ肘可動があります)。

 パッケージはこんな感じ。今のところごく一部を除いて海外版にシールを貼ったものが使われていますが、ハズブロ社ではパッケージを樹脂レス化していて(今後生分解性樹脂の導入を検討しているそうですが)、今回は下側に箱のような構造もあるものの、実質的には厚紙の板に紐で中身を固定してあるだけ、みたいなつくりです。なお、説明書は下の箱状部分を開かないと取り出せません。

 まずビークル&ビーストモード。ビーストは黄色いのが単品販売のチーターで水色のがオプティマスとセットのチェーンクロー。パッケージの写真だとチェーンクローはダークグリーンで全然色が違いますが。
 オプティマスは銀色がだいぶ省かれていたり窓もサイドは未塗装だったりで色分けの省略が多めです。あと車輪は前後2つが可動で間の1つは一体成型のダミー。
 チェーンクローは脚の付け根が軸可動で、チーターは付け根と前脚の足首がボールジョイント。

 オプティマスのロボットモード。やっぱり色が足りないのと背面にかなり穴があります。あと変形機構が簡略化されているので胸板が平面だったり前腕にガワが一体化していたりするのもちょっと気になるかも。

 眼はかなり小さいですが、さすがに塗ってあります。

 ロボットモードでのビーストとのサイズ比はこんな感じ。

 ウェポンモードはこんな感じ。いずれも5ミリ軸が付いていて、オプティマスは手、前腕、背中、スネに5ミリ穴があるのでそこに装着可能。
 どちらも四脚獣の胴体に畳まれた刃が展開しますが、曲げ軸の位置や収納時の刃の向きが逆で構造は差別化されています。

 オプティマスの可動は首が軸可動、肩、肘、股関節、膝がボールジョイントで、あと変形の都合で腰ではなく胸の下も横に回ります。手首と足首は固定。
 足首が動かないのが少々扱いづらいですが、首と肘・膝が動くので低価格帯としては自由度高め。

 オプティマスのサイズはだいたい現行デラックスクラス相当。造形も塗装もかなり簡略化されているとはいえ、可変武器が付いて本体も一応は可動でスタジオやレガシーの同サイズ帯より1000円くらい安いので最近の新作としてはだいぶ手軽な印象です。

 で、オプティマスだけ塗装を足してみました。というか最初は銀を足すだけのつもりでしたが、全体的に色使いがG1アニメ版っぽいので青を暗くしたり窓を水色から黒+ブルーパールに変えたりで(これは水色のままだとサイドの窓を塗ると水色の面から腕が生えることになるのを避けたかったのもあります)、最終的にほぼ全面塗っています。
 なお、銀色の樹脂のみ塗料が定着しませんが、普通に触る分にはそう剥げないし銀だけ塗る分には剥げてもあまり目立たないのでそのまま塗ってしまいました。

 

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