アルター 1/8 トリガーハート・エグゼリカ
先に結論を書いておくと出来そのものは試作から造形・塗装の劣化も見当たらず非常にいい感じです。
で、以下の記事は主に大きさに注目してみました。いや実際でかいです。まず箱。今回、比較物にはHG1/144ガンダムエクシアと単3電池を使っています。
デザインはGFFにそっくりですが大きさが全然違います。輸送用カートンに合わせた大きさのようで、縦横はHG-UC1/144デンドロビウムとほぼ同じ大きさです。厚さはそこまででもないので、だいたいガンプラの1/60PGウイングゼロやMk-Uあたりと同じくらい。VHSのビデオデッキが丸ごと1台入る程度です。
中にはパーツ一式の他にモノクロ4Pのイラスト付き組立説明書が封入されています。
エグゼリカ素体。表示スケールは1/8ですが実質1/7くらいのボリュームがあります。
設定上は装甲装備時は太股が露出、装甲を外すと太股のリングより下にブーツ的な外装が展開することになっていますが、これはフィギュア用に脚のインナーの設定を起こしたそうです(公式サイト参照)。で、このエグゼリカを乗せる台座が既にでかいです。フル装備状態と兼用なので素体だけ乗せると妙にスカスカした感じに。
なお、台座への接続は載せるだけで、エグゼリカには接続用の穴や突起はありません。フル装備状態だと腰周辺の外装パーツを介して固定されますが、素体状態だと不安定なので足裏に接続する支柱パーツが別途付属します(支柱なしでも振動等が無ければバランスは取れます)。
続いてエグゼリカ本体フル装備。外装を上から被せる構造になっています。ピンク色の部分はクリアパーツ。
素体以外のメカ的なパーツはおおむね硬質樹脂成形でシャープです。尖った部分や細かい部分が多いので破損がちょっと怖いですが。
ボリュームを1/144GNアーマーと対比してみました。アーム込みの前後長はGNアーマーの方が上ですが、全体的にエグゼリカの方が占有体積が大きいかと。
オプションその1、アンカーユニット・ディアフェンドは見ての通りマウスと同じくらいの大きさ。
1/60ガンダムエクシア用新型GNビームライフル・・・ではなくオプションその2、随伴砲撃艦アールスティア。グリップの代わりになる突起もあるので無改造で普通に持てます。
そしてオプション込みだともう撮影スペースに全然収まりません。というか私が現在所持している玩具・模型類で単独でこれ以上に場所を食うのは1/144デンドロビウムくらいです。