KOS-MOS (ナムコ アクションフィギュア)

 2002年2月28日に発売されたプレイステーション2用ゲームソフト『ゼノサーガ エピソード1 力への意思』の、初回限定版プレミアムボックスに同梱されたアクションフィギュア。KOS-MOSはゲーム中に登場するキャラクターです(主役ではない・・・はず)。
 この続編にあたるエピソード2限定版にもKOS-MOSのフィギュアが同梱されていて、そっちはその出来から『邪神像』や『モッコス』といった別名とともにかなり広範囲で話題になったりしたわけですが(そっちの出来については個人的なコメントは差し控えます。買ってないし)、こっちのKOS-MOSはいわば邪神さまの直系の姉にあたる存在です。

 ちなみにエピソード1のプレミアムボックスは定価が税別12800円で(通常版は7800円)、他にバインダーとキーホルダーとビジュアルブックも同梱されていて、あとゲームソフトそのものもピクチャーレーベル仕様になっています。

 

■パッケージ

 

 ↑ブリスターパッケージで、バックカードが糊付けされているのでパッケージを切るなり破るなりしないと開封不可能です。本体のほかにブラスター(拳銃)、R-CANON、ドラゴンスカル、武器保持用の手首交換パーツ左右各1個、あとディスプレイベースが付属。

 

■本体

 

 ↑顔のあたりに不穏な雰囲気がありますが、おおむね設定通りに立体化されています。脚もただの棒立ちじゃなくて、位置を前後に若干ずらしてあって自然な印象。足の裏にはディスプレイベースに接続固定するための穴がありますが、ベース無しでも自立できます。
 可動部は首がボールジョイントですが髪が干渉してあんまり動かず。肩の付け根にボールジョイント、ヒジに曲げ軸、あと手首左右と右上腕にはパーツ交換ギミックのおまけで回転軸が入ってます。腕も可動範囲は「SICの龍騎系より前のアイテムよりさらに動かない」程度。ただしギミックが少ないぶんアウトラインの凹凸は少な目なので、ディスプレイモデルとしてはこれもアリかと。
 白い部分はパール仕上げ。肌が塗装仕上げで塗膜がちょっと粗いですが、他は比較的綺麗な仕上がりです。3年前の商品ということを考えるとかなりのもの。

 ↑そして顔のアップ。・・・左右の眼の距離もアレですが、鼻の穴を造形してさらにスミ入れまでしてあるのが致命的です。鼻筋も通り過ぎで変にリアル。いや、書籍とかに載ってる原作のハイエンドCGを見ると、意外ですけどけっこう似てるのは似てるんですが。
 妹の邪神さまには及びませんが、いわゆる美少女フィギュアとしてはかなり危険な出来っぽい。
 あと、額の「KOS-MOS」の文字が大きすぎる気も・・・。

 ↑でも、視線が合わないように、なおかつ鼻の穴が見えない角度に視点を設定すると、けっこう見られるのではないかと思います。

 ↑で、頭をもぐと背面はこんな感じ。この辺ちゃんと確認できる資料はほとんど無かったように思うというか、私はこれではじめて背面のデザインを知った次第。・・・えーと、お尻がえっちいですね。
 ちなみに倫理的配慮で写真は載せませんが、股間を下から見ると一応白いものが確認できますが、胴体のレオタード部がそのままつながってるデザインなのでパンツではないんですが。

 ↑サイズはこんな感じ。左が装着変身、右がSIC。

 

■武装

 ↑ブラスター。ゲーム中ではエーテル属性の通常攻撃時に使用しているアレです。銃口周辺のモールドも再現してあるしセンサーらしきものも塗装されていて、銃そのものはいい出来なんですが、武器保持用手首がどっちも銃をちゃんと持てる造形になってないので持たせるとどうにも不自然。どうもこの手首、後述するドラゴンスカルの保持を優先した造形っぽいです。

 ↑R-CANON。上腕ごと交換する構造になっていて、これもヒジは曲がります。腰や足が完全に固定なので射撃姿勢が決まりませんが、付属武器の中では遊べる出来になってます。

 ↑ドラゴンスカル。ビームソード兼用ビームキャノンという設定ですが、本編ではイベントムービーでぶっ放した以外には見た記憶が無いです。
 底部にディスプレイジョイント接続用の穴が開いてますが、ベースが無くてもこの状態で自立します。むしろ接地点が3つになったぶん素手より安定度高いくらい。

 ↑関節を目一杯使えば両手で持つことも一応は可能。

 ↑ちなみにちゃんと関節の動くフィギュアがあれば、ばっちり構えられます。でもレンゲルよりブレイドの方がよかったですか。

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