トランスフォーマーレジェンズ LG-EX コンボバット&メガリゲーター(再塗装)
 レジェンズ版コンボバット付属のメガリゲーター頭部に合わせて胴体を塗装してみた、というネタですが、せっかくなのでコンボバットの写真もついでに同じページにまとめておきます。

・LG-EX コンボバット
 e-HOBBY限定で2016年12月発売。描き下ろしコミックの冊子が付属しますが、それとは別にLG恒例の説明書漫画もあります。そっちはいつも通りにギャグですが、レジェンズ世界の成り立ちと他のTF関連の並行世界との関係に関する割と重要そうな設定がさらっと出たりしています。
 本体はLGワイプのリカラーで頭部のみLGレオプライム(というか国内未販売のTRセンチネルプライム)と同型のものに変更、武装はワイプ付属のものはオミットされて代わりにTFプライム版ホイルジャックの剣が付属し、さらにメガリゲーター(LGガルバトロンのヘッドマスターのリカラー)とエイプXアーマー(LGウィアードウルフ付属のサポートドローンのリカラー)が付属。そういうわけで新規パーツは全く無いですが、組み合わせの変化でけっこう構成が変わっています。
 あとエンブレムの類はどこにもプリントされていませんが(コミック中での役回り的にも無いのが正解っぽいですが)、シールが付属します。G1とビーストのサイバトロンのものの他に、メガリゲーターにスカルのトランステクターを合わせる際に使う用らしきビースト版デストロンのマークと、さらにスカルの胸に元々あるマークを消す用らしい白無地のシールも付いて全4種。・・・というかどこにもシールについての説明が無いので正式な用途は不明です。しかもこのシールはパッケージに入っていなくてバラで段ボールに入れてあったりしました。

 武器は流用ですが、羽根に取り付け可能。なお、上述のようにワイプの武器は付属しないため、しっぽに相当するパーツは無くなっています。
 青とグレーのボディにクリアオレンジのキャノピーが共和国ゾイドっぽい気もします。

 エイプXアーマーはジェット、ゴリラ、ウェポンモードに変形可能。

 ロボットモードの本体は色と頭部が違うだけですが、ワイプとはかなり印象が変化しています。なお、写真で並べているのはLGワイプではなく海外版TRマインドワイプ。
 旧玩具のコンボバットはゴリラの方とは違って顔は全然コンボイに似ていなかったわけですが、コンボイ似だけどコンボイとはちょっと違うセンチネルの顔が意外とはまっていていい感じです。
 武器と頭部以外の構造はワイプと同様。足首を前後に曲げる可動軸は今回もかなり緩いです。

 腰の後ろに3ミリ穴があるので、市販の台座で浮かせて飾れます。
 羽根の5ミリ穴はロボットモードでは内側に隠れますが、腕にも5ミリ穴があるので、エイプXアーマーを武器として使う場合は余った剣はそこに付けておけます。

・メガリゲーター頭部+市販トランステクターそのまま

 メガリゲーターをLGスカルおよび海外版TRスカルスマッシャーにヘッドオンするとこんな感じ。胸にデストロンマークがある方が国内版です。
 メガリゲーターの緑色の色味はLGスカルに合わせてありますが(旧玩具版メガリゲーターより暗め。メガリゲーターの緑は塗装でスカルのは若干ラメが入った成形色なので、厳密には色味や質感が一致してはいませんが)、同型のTRスカルスマッシャーも緑はほぼ同じ色なのでそっちに乗せても色味に違和感は無いです。
 顔は既存パーツの色を変えただけにしては旧玩具版にも似ている印象。

・メガリゲーター頭部+再塗装トランステクター
 そういうわけで旧メガリゲーターに寄せる方向で塗ってみました。これを見越してLGスカルとTRスカルスマッシャーを両方買っておきましたが、とりあえずTRの方を素材に。

 マーキングはもったいないのでそのまま残してしまいました。まあ変形するとほぼ見えなくなるし。
 金属ピンを抜いて分解するスキルは持ち合わせていないし、分解できないところはそのままで筆塗りです。頭部には手を加えたくなかったので、濃い方の緑は色味を変えずに成形色そのまま。
 旧メガリゲーターの配色パターンはあまり意識せずに、基本的にはピンクの部分をそのまま薄い緑に置き換える方向です。
 白い部分は塗料が食いつかない材質だしなるべくなら塗りたくないところですが、爪はともかく腰から太股にかけて白いのはやっぱり気になるので、マルチプライマーの上から塗装してみました。案の定1回変形させただけで太股の塗装がちょっと剥げましたが。
 で、どうせ腰周りを塗るなら爪も塗るか、ということでついでに後ろ足の爪や牙も旧メガリゲーターに寄せて金色にしました。しっぽの5ミリ軸と武器についてはどう考えても剥げるので地色のままで。
 薄緑は調合せずにガイアのボトムズカラーをそのまま使ったので、最悪ごっそり剥げたらまた塗ればいい、という構えです。

 ロボットモードは旧玩具だと胸にビースト頭部が来るパーツ配置でしたが、同様のコンボバットでは胸板の塗装にビースト顔の眼を意識したっぽい色分けがあるので、こっちも縦長の凹部をメタリックレッドで塗ってみました。
 付属コミック担当の佐々木心氏のツイッターによると個人的にはメガリゲーターのピンク部分は血にまみれたイメージとのことだったので、そのネタをいただいて手の周囲だけエネルゴン的な液体が付いているイメージでピンクを残してみました。塗膜に合わせて5ミリ穴の径を調節するのが面倒臭かったのも理由ですが。
 個人的にはスカル型のしっぽは大きすぎてロボットモードだとどこに付けても持て余す印象でしたが、メガリゲーターなら同一人物のビーストメガトロンは片腕が丸ごとしっぽだったし左手に持っておけばそれっぽいか、と思ったりも。

 そういうわけで作業自体は割と楽しくもありましたが、やっぱりピンを抜けないときれいな仕上げは無理だと思いました。

 

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