ROBOT BUILD RB-09D SILA “侍羅”(核誠治造)
 WAVEの取り扱いの国内導入分を買いましたが、それは2020年11月発売。先行したRB-09 RONIN “浪人”のバリエーションアイテムで、カラーリングの他に胸の左右や肩に装甲が追加された他、頭部や武装は変更されています。そのため大半のパーツは“浪人”と共通ですが、“浪人”と同じ形状にすることはできません。
 なお、同時に発売されたRB-09C AKIRU “空刃”は色が違うだけで形状は共通。
 ところで以前買ったRB-05は説明書がろくに説明してくれていなかったわけですが、今度はとうとう説明書自体付属しなくなっていて、パッケージが全面透明な樹脂製で見本写真が一切無いのも相変わらずなので、付属品の使い方は宣材写真を見ながらてきとうに見当を付けるしかないです。

 頭には笠のような装甲と帯状のパーツのいずれかを取付け可能ですが、パッケージには笠の方を付けた状態で入っています。
 色分けは成形色で、金色とライトグレーの模様やマーキングがプリント済み。
 手足は割と素直な人型ですが、胴体の形状や関節位置が特殊で、首と肩、股関節の位置関係が人型からはだいず外れています。
 各パーツが4ミリ軸で接続されていて、分解して組み換えが可能という点はシリーズ共通の仕様。今回はユニバーサルカラーではないのでシリーズの他の商品との組み換えは少々ハードルが上がっていますが。
 で、その構造上、動かなくてもいいのに回転してしまう部分もあります。
 手足はだいぶ柔軟に動きますが、上腕にロール軸が無いので腕をひねるのには付け根のボールジョイントを使うしかないのと、あと腰が回らない、というか胸と腰の境界が無いようなデザインになっています。
 足先はかなり小さ目ですが、RB-05系と違って重心のバランスはとりやすいので自立させやすくなっています。あと刀の鞘を下に向ければ3点支持になるので、見た目は少々アレですがまず倒れません。

 上述のように頭部は付属する2種類のパーツのいずれかを取付け可能。笠の方は盾っぽく付けることも一応可能ですが、帯状のパーツはパーツの曲がり具合とジョイント軸の角度の問題で付けられる位置は限定されます。

 眼はパーツ分割で色分けされています。

 RB-05は前後に幅広で脚を折り畳んだようなデザインというのもあって、身長にはかなり差があります。

 武器は刀が長短2種と、それ用の鞘が付属。そのまま納刀もできます。

 手に持たせる場合、元の柄から刃と尾部を取り外して、手に一体化した柄に取り付けます。
 ハンドパーツは拳、平手、刀を持つためのものが柄の角度がまっすぐなものと斜めのものの計4種が左右それぞれ付属。
 構造上両手持ちは不可能。というか腕の付け根が胸板に対しやや後ろに寄っているのと可動範囲の問題で、そもそも同時に両手が柄に届くようなポーズがとれませんが。

 今回は骨格を変えるような組み換えは試していませんが、装甲の位置を少し変えてみました。
 あと尾部が4ミリ軸になっている小さい刃物のようなパーツが6個付属します。用途がよくわからないのでてきとうに付けてみましたが、後で宣材写真を確認したら笠から下に向けて付けたりしていました。

 

 

メニューに戻る

inserted by FC2 system