RKF 仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴン
 
2020年9月に放映開始に合わせて発売されたセイバーからの商品化第1弾ですが、ゼロワンに続いて「レジェンドライダーシリーズ」や「ライダーアーマーシリーズ」のようなシリーズ名は無いです。
 また今回から箱の形状が変更され、上に突き出ていた板状の部分が無くなって箱そのものの上下幅がその板も含めた長さに大型化されています。あと今までは箱の右側面はフィギュア、左側面には作中のスーツの写真が使われていましたが、今回は左側面にRKFシリーズの歴代主役ライダーの基本フォームおよびその登場年が掲載されています。ラインナップがディケイド、ダブルとエグゼイド以降のみなので、2009・2009・2016・2017・2018・2019という偏った並びになっていますが。・・・ところで現状オーマジオウ以降のレジェンド枠の予定が全く出ていなくて不安な情勢ですが、この箱に掲載されている既存商品は「大好評発売中!」と記載されているので一応レジェンドも現行商品扱いではあるようです。
 ジオウおよびレジェンド開始初期と比べるとゼロワンは価格が上がって付属品はむしろ減っていましたが、今回は価格はそのゼロワン初期と同じで付属品が増えてボリュームアップしています。

 例によって背面側の塗装は省略されていて、腕や脚の色分けも中央より後ろ側は省かれています。左肩のドラゴンの眼も正面側のみ塗装済み。あと足先は爪先だけ塗ってある場合が多いですが、今回は前後ではなく左右で塗り分けるデザインのためか塗装が丸ごと省かれています。
 あと白は頭や胴体の塗装箇所はつや消しでほぼ純白なのに対し、成形色の脚は光沢があってやや寒色寄り。作中のスーツはプロテクターが付いていないタイツ地の部分だけ銀色で、同様にスーツで白と銀色を併用していたビルドのジーニアスでも白の成形色はこういう色味だったから2色をまとめて表現するとこの成形色になるということなのかも。
 他に赤は色味はだいたい揃っていますが、胸(塗装)や肩・腰布(成形色)は光沢があるのに右腕(成形色)だけツヤが無かったりもします。ちなみに腕と腰布はPVCですが右肩装甲はABS。
 関節構造は首、胸と胴の接続部、腕の付け根股、関節、足首がボールジョイントで、肘、膝、肩を横に上げる関節が軸関節、あと上腕と手首が横回転、という、要するにRKFの2年目以降の標準的な構造になっています。
 なお、構造上は左半身にパーツを追加するようなフォームチェンジに対応したジョイント等はありませんが、何故か背中に3つ露出するビスのうち下の2つは周囲が六角形状の凹部になっているので、ここに何か付けられたりするのかも。

 例によってクリアパーツは使われていませんが、眼の金色はグラデーション塗装になっています。
 ベルトのバックルは剣の有無で2種類付属し交換可能。いずれもライドブックは1冊のみセットされた状態です。なお、バックルに付いている方の剣は手持ち用のものより小さくなっています。
 あと腰の両サイドに付いているブックホルダーは、左は別パーツで右は腰布と一体化しています。

 火炎剣烈火が付属。丸ごと赤くて刃が片側だけ銀塗装されています。
 剣を抜いた状態が基本となるためか右手は握り用の1種しか付属しませんが、代わりに左手は交換用の開いた手とライドブックを持った手が付属し、デフォルトも含めて3種類あります。なお、ライドブックは一体化していて色分けされていません。あと右手は交換用パーツが無い=着脱しない前提のためか、RKFの他のハンドパーツでは円筒状になっている軸の返しの部分が六角柱状になっています。
 剣を収めた状態のバックルに付いている剣を右手で握ることも可能。

 クロノスやエボル等の腰布は基部が固定されていてPVCの弾力で曲げるようになっていましたが、今回は基部が軸可動で横に跳ね上げられるようになっています。そのため脚は股関節自体の可動範囲の限界まで動かせます。

 例によって追加塗装を。オーズ以降の一時期は背中の色分けが少なくてほぼ真っ黒なライダーが多かったですが、ゼロワンもセイバーも背中のプロテクターにがっつり色が入るデザインなのでもうそういう流れは終わったみたいですね。
 タイツの銀色は無視して、脚の白は塗装済みの部分に合わせて全面つや消しの純白で塗りました。あとライドブックの開いたページはどうしようもなかったので妥協しています。

 現行作品はレジェンドライダーよりちょっと小さい傾向でしたが、今回は特にサイズ差は無さそう。

  

 

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