GUNDAM STANDart ユニコーンガンダム
 クリアパーツとか好きなので。
 パッケージには記載がありませんが第6弾にアソートされています。2010年1月上旬発売、定価税別660円(税込み693円)。全4種で他は赤ザク、F91(白)、F91(ハリソン機)。中に何が入っているかは選んで買える仕様ですが、箱は密閉型で中身は見えないので状態の選別は不可能。
 不均等アソートでユニコーンが他より多めのようです。

 箱に対して中身は小さめです。というか箱が無駄に大きいです。
 箱と同じ写真を使ったカードが1枚と、小さいガムが1個付属。

 主にPVC成形ですが、武器等は硬質樹脂。
 サイコフレームは全体をクリア成形してフレーム以外の部分を塗装して再現されています(※一部成形色が不透明のパーツもあり)。眼の下とアゴ、あとリアスカートの露出フレームのみ不透明の赤塗装になっています。
 関節やノズルに反射率の高いメタリックカラーを使っていたりビームマグナムだけで専用のグレーを2色使っていたりと、けっこう凝った塗装です。
 ただしデザインがデザインなので塗装精度は低め。白の塗膜がかなり厚めで、平滑になっていなかったりエッジが丸くなったりしています。うちの個体は腰のフンドシ部分のフレームに白が大きくはみだしていました。

 顔は塗膜でディテールが潰れ気味。あと箱の写真と違って現物は眼の縁の黒が塗られていません。角はクリアイエロー。
 基本的にフレーム露出部の装甲の裂け目の断面は塗装されていませんが、クリアピンクの部分は実際に透明なのではなく発光の表現なのでこれはこれでアリかも。
 うちの個体はリアスカートが左右対称になっていなかったり右膝が歪んだりしていました。膝装甲は接着が歪んでいるのかと思ってバラしてみたら装甲と中身の接続部の形状が一致していなくて、どうも左膝のパーツを右脚に接着してしまったっぽいです。

 HCMP(1/200スケール)との対比。機体の設定全高の差を考えると1/200よりちょっと小さめっぽいです。

 逆光だとこんな感じ。

 で、塗装がずれていたり接着が歪んでいたりする部分があったので、パーツをバラして部分塗装してみました。そういうわけで以下の工作は商品の仕様から外れているので自己責任的な感じです。

 このくらい分解してみました。写真では右腕と右脚はバラしていませんが、構造は武器以外左と同様。さらに細かくパーツ分けされている部分もありますが、作業上そこまでバラす必要も無さそうなので。
 首の付け根と腕の各部、シールド基部は軸回転可能ですが、他の分割箇所は接着固定されています。
 ヘルメットと顔の分解はちょっと面倒かも。私は後頭部をディテールに沿って切断してひっぺがしました。

 分解後に顔と各部の装甲断面、あと塗膜の荒れや塗装がずれている箇所を塗りなおして、マーカーでスミ入れして組みなおした状態がこれ。・・・眼の縁とスミ入れ以外は省略しても大差無かった気がしますが、まあ。
 塗装箇所は一応ガンダムマーカー消しペンでも落とせますが、塗膜が丈夫なので狙った部分だけきれいに落とすのはちょっと難しいです。

 頭も透明成形なので塗装を落とせば赤い部分を透明にできますが、アゴはパーツが薄くて他の部分より色も薄く見えるので上からクリアレッドを塗っています。
 顔面は塗膜でへの字モールドも埋まっていたので、塗装を全部落として塗りなおしました。

 

 

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