ROBOT魂 ジム・スナイパーU (ホワイト・ディンゴ隊仕様機)
 DC版ガンダム外伝の終盤で使用可能になる機体。あとPS2版機動戦士ガンダム等にも登場していて、そっちではWD仕様がデフォルトカラーになっています。
 既出の0080版のリデコで、2011年3月発売の魂ウェブ商店限定商品。

 ライフルとシールドが完全に別物と交換され、右側頭部の形状が変更されていますが、その他の造形と付属品は変化していません。
 肩のマーキングは前後両面にあります。

 頭部はバルカンの増設以外そのままなので、0080版と同様にバイザーがあまり上に開きません。

 武装はWD仕様スナイパーU専用のシールドと狙撃用ビームライフルに変更されていますが、このライフルはDC版ガンダム外伝には登場しておらず、元々は08小隊のGMスナイパーの装備で、PS2版ガンダムでスナイパーUが使っていたものです。そのためWD仕様の本来の武装構成を再現する場合は、陸戦型ガンダムと同型のライフルやマシンガンを他から流用する必要があります。
 なお、1/144サイズの武器なら無改造でもある程度流用できます。
 シールドは最近のガンプラと同様にジョイントパーツを介して腕に接続する構造ですが、シールド裏面にはジョイントとの接続穴が縦に2つ開いていて位置を選択可能になっています。

 0080版ではバイザーや胸、腰の色が濃い部分は成形色で処理されていましたが、WD仕様は腰装甲の配色パターンが変化したためか青い部分は塗装で処理されています。

 そのせいなのか、胴体ブロックの上側が青ではなく白になっていたり、バックパック上面に白い部分があったりと配色が設定から変化しています。
 あと顔のダクトと側面のラインが青になっているのも設定と相違(設定ではそれぞれ本体色の白、ライトグレー)。

 他に0080版では未塗装だった腰ブロック下面の細長い穴の中身が何故か青く塗ってあります。0080版ではその手前の小さい穴は塗装されていましたが、WD仕様では未塗装に。あと足裏のノズルも青ですが、これも成形色ではなくわざわざ青く塗ってあります。
 それと腰正面装甲とスネにだけ真っ黒で太い墨入れがしてあるのもかえって悪目立ちしているような。
(※なお、配色の相違のうち胴体ブロックの配色に関してはバンダイ側で不良という判断になり、修正品が送付予定になっています)

 そういうわけで塗装が全体的に不自然なので、攻略本のCGを参考に塗ってみました。あとバイザーの可動範囲も拡大。
 ちなみに攻略本はソフトバンクの。当時攻略本にWD仕様のエンブレムのマーキングシールが付属すると聞いて買ってみたらそれは別の出版社の本だったという残念な思い出がありますが、大判で登場MSのCGが掲載されていて資料性は高かったりします。車両や航空機も載っていますし。というか攻略記事も載っているけど半分くらい資料集でした。

 ・・・うん、ブチ穴は塗らない方がよかった気もします。
 本来はシールドの縁も青ではなくグレーですが、裏面まで塗装されていて分解しないとリペイントできないので妥協。
 あとスミ入れは溶剤で落とすことも可能ですが、スネは溶けた黒い塗料がPVCに染み付いて薄汚れてしまうので溝に沿って白を塗った方が無難かと思います。
 それとビームサーベルをリアスカートに取り付け可能ですが、写真は外した状態。

 側頭部の丸いパーツが接着されていないので、それを外せばバイザーを着脱可能。丸パーツ内側とバイザー基部の干渉する部分を削り込んで、あとバイザー裏面も額と干渉するので削っています。
 額を削る方が作業は簡単ですが、バイザーを下げると額が露出してしまううえにPVC成形で表面を整形しづらいので面倒でも裏を削った方が安心。

 0080版は特に塗装はしていませんが、バイザーは同様に加工しました。

 ちょっと前に組んだHG-UC陸ガンの武器を流用するか・・・と思ったら見事に行方不明だったので、前の再販で買っておいたGMスナイパーからマシンガンを持ってきました。フォアグリップが畳んだ状態で固定なので両手持ちはできませんが。
 DC版だとマガジンは白ではないですが、まあメリハリがあった方がいいかな、ということで。

※追記 2011.05.15.
 配色を修正した代替品が届きました。付属武器や交換用手首を除く本体丸ごとです。

 ※手は先に届いた分のオプションと交換しています。
 胴体部分の配色修正以外は全く変更されていません。バックパック上面が白いのもそのまま。

 本体は丸ごと2個になったのでこんなことも可能になりました。

 

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