ソフビ魂 怪獣標本1.0 ゼットン
 ソフビ魂の新シリーズ、怪獣標本の第1弾です。なお、レッドキング(ナンバー2.0)も同時発売。シリーズ内での価格統一はされておらず、第3弾のドドンゴ(3月発売)はゼットンより5割くらい高くなる予定。
 撮影用スーツの再現にこだわった製品らしいですが、そっち方面の知識は無いので再現度についてはよくわかりません。

 今回は値段が高いだけあって、本体に直接タグを付ける仕様ではなく箱入りです。マジックテープで開閉式の扉付きウインドウボックスで、扉の裏にはゼットンについての簡単な解説があります。写真は本編のが1点のみで後は製品サンプル。
 あとパッケージ内に当時のスーツ製作者のインタビュー記事が入っています。
 ちなみにパッケージの英語表記では「宇宙恐竜」が"space dinosaur"になっていました。

 で、中身。全塗装仕上げのようです。白はパール調で、黒はダークグレーに黒でウォッシングしたような感じ。黄色の部分はクリアパーツに塗装してあります。
 ツノの基部が回る以外は固定モデル。
 軽いソフビで接地面積も狭いので、自立の安定性はやや低いです。足裏にはモールドは無く、低価格帯ソフビと同様に製造年や名前が刻印されています。
 うちの個体は右胸のクリアパーツの接着が若干ずれていて縁がはみ出ていました。あと白と黒の境界付近の塗り分けは割とはみ出しています。

 で、塗装のはみ出しをアクリルガッシュでてきとうに修正してみましたが、写真だと違いがわかりませんね。

 おおむねウルトラ怪獣ソフビと同じサイズ。写真で一緒に写しているのは800円ソフビのウインダムと浪漫堂ウルトラファイティングコレクションの初代マンです。浪漫堂のは4年くらい前の商品ですが、まだガワが裂けたりはしていません。

 通常のソフビの4倍近い値段にしては仕上げが粗い印象ですが造形や質感は改善されていますし、高価格帯の怪獣フィギュア自体供給が少ないので今後に期待しておきます。

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