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 EP5で使用された複数あるプロップのうちの1つを再現しているそうです。
 例によってシールとデカールが各1組付属しますが、今回は頭部の窓の黒ライン(機体によってあったり無かったりするようで、お好みで貼るように指定)とパイロットのヘルメットの模様(完成後は分解しないと見えません)のみ。

 全塗装しています。色味は成形色よりちょっと暖色に寄せました。可動部も多いし塗膜を厚くしたくなかったので、今回は下地に黒を塗ったりはせずに軽くスミ入れして済ませています。
 頭部の窓とレーザーのエフェクトがクリアレッド、台座が純白で、他は全部ライトグレー成形。元々ほとんど色分けが無いデザインなので、コクピット内装とパイロット以外は特に色分けの不足は無いです。
 ポリパーツやABSは不採用ですが、通常のプラとKPSとアサフレックスが使い分けられています。頭部側面の機銃はプラとアサフレックスの2組付属して選択式。

 頭部は窓がクリアパーツですが組むと中身は全く見えませんが、ガワは組んだ後でも一応着脱可能で合わせ目も露出しません。内装は座席付近と後ろの壁面はそれっぽく造型されています。

 あと最近恒例になったパイロットのシルエットだけ再現した板も付属。

 可動部は全部軸関節の組み合わせ。首を引き出したり脚の付け根を横に開いたりもできるので、意外とよく動きます。
 脚の付け根付近の側面に付いている四角い板は、関節の可動に連動して回転します。膝のは連動はしませんが可動。あと膝の上に各2つあるシリンダー状のものは固定ですが、ニュートラルなものと左右逆に伸縮したものの計3種が4組付属して選択式です。

 何でもAT-ATの足運びには「地面から浮かせるのは常に1つだけ」「浮かせた脚以外は膝を曲げない」という決まりがあるそうですが(参考資料:モデグラ2017年5月号の作例記事)、それを無視した大きな動きも可能です。重心が高いので脚を浮かせるとバランスが取りにくいですが。

 レーザーのエフェクトは専用ランナーに入っていますが、形状はシリーズの他のキットとほぼ同じようです。砲身は前後スライド可能。
 雪原を模した白成形の台座が付属。 AT-STのものとは違って足跡は付いていません。

 てきとうに同スケールのものと並べてみました。

 

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