フィギュアライズスタンダード 仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム
 2018年7月発売。フィギュアライズスタンダードのライダーとしては最初のキットで、2014年にフィギュアライズ6として出たファイズとカブト以来途絶えていたラインの新作だったわけですが、この時点では普通にフィギュアライズ6時代のポリパーツをそのまま流用していたし仕様としては実質フィギュアライズ6の続きというか、後続のキットと比べると設計が古い感はあります。
 この後恒例になるフィギュアライズエフェクト台座も付属していますが、本体と接続するジョイントの規格が相違。
 なお、ランナー構成は特に流用を意識したつくりにはなっていません。

 全塗装しました。赤と青はガイアカラーのプライマリーメタリックをつや消しで塗っています。
 左脚の白はまあパーツ分割での色分けは無理として、背中と腰(バックル以外)と前腕が真っ黒だったりで赤と青をシールで処理している部分も多いし黄色は成形色に無いしで、後発のキットと比べると色分けの不足は多め。あとフィギュアライズ6用ポリパーツは構造上露出が多いので、黒くないはずの肘正面の露出部も含めて塗装できないのもネックです。
 関節は可動箇所自体は後発のキットと似たような感じではあるものの、足首はポリ製の長い軸を差し込んで接続する構造なのでちょっとぐらつく感じはあります。あと股関節を横に開く軸は最初から緩め。

 眼は色付きクリアパーツで裏から貼る両面シール(粘着面が銀色で反対側が黒)が付属しますが、個人的な好みで裏からAMCスーパーミラーを塗ってから本体色と同じ赤と青を重ねました。
 額の中央の銀色はシールが付属。

 ベルトのバックルは左上の大きい丸は透明なカバーが省略されて中身のディテールが直接造形されていますが、その下のギアはディテール無しの曲面にシールを貼るようになっています。とりあえず上の丸は銀で塗装してからUVジェルを乗せて、下は黒いままにしました。
 フルボトルは特にギミックはありませんがクリア成形で別パーツ。ハンドルは回せます。

 シリーズの仕様が現行のものに固まった後のキットと並べると背が低いのがちょっと違和感あります。

 手は拳と平手が左右と、右の決めポーズ用と武器用があります。武装はドリルクラッシャーが付属。
 見本写真だとハンドルには平手を添えていますが、ドリルクラッシャー用の手で握るとサイズが合わなくて合わせ目に若干隙間ができます。

 ドリルクラッシャーはブレードモードとガンモードを差し替えで再現可能。成形色は黒と銀で、黄色とメーター周りは全部シールで処理されています。

 台座用の接続穴は後続キットとは違って丸穴ですが4ミリ径で、付属のジョイントパーツで3ミリ径に変換する構造。

 

 

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