1/144ダッガータイプ
　1/144シリーズ第1弾。この後もガバメント、プロメウス、カプリコと続いてザブングルがかなり後回しにされています。
　これは2017年6月再販分を組んだものです。

　作中には主に赤い機体とサンドブラウンの機体が登場していて、他にもたまに出てくるグレーの機体やジロンの父親が乗っていたオリーブドラブの機体等がいて、さらにキットの見本写真と成形色はそのどれとも違う独自のカラーリングだったりしますが、とりあえず他の機体と被らない色ということで赤にしてみました。一応本編で最初に登場したWMもこの赤いダッガーだったりします。全く活躍していませんが。
　1/144シリーズでは比較的組みやすいキットでした。ただ、脇腹のケーブルは接着面の角度が合っていないっぽくて、元々アニメの設定には無いパーツなので省いてしまいました。腰の照明も設定には無いですが。
　機銃の銃口は平面ですが、腰の排気管は開口済みです。
　かなり細かくディテールが追加されていますが、金型の抜き方向の都合で密度にかなりムラがあって、例えば脚は側面のディテールが多い割に正面は水平線のみです。

　コクピットブロックと砲塔はいずれも軸可動で、軸がかなり長いので上下にもある程度伸縮できます。なお、砲塔側面の凹部は見本写真では窓のように塗装されていますが、作中では不透明なハッチとして描かれています。
　後ろに付いている銃座は乗っている人が1/144にしては大きすぎる気もしますが、丸ごと一体成形で人だけ外すのも面倒なのでとりあえずそのまま組みました。

　背は低めですが、ボリュームはある方です。

　脚の付け根を横にひねれる可動軸があって素立ちで爪先を開けられるので、このシリーズのキットとしては立ち姿が自然ですが、足首に関節が無いうえに足先がかなり前後に長いので動きのあるポーズはつけづらいです。

　肘の可動範囲はかなり狭くてこの程度が限界。腕の付け根は2方向に可動で範囲も広いので、腕全体としては脚よりは自由度が高いです。