HG1/72ダンバイン
　プレミアムバンダイ限定キット。パッケージ、説明書ともにカラー印刷で一般販売キットと同等の仕様です。パッケージは旧キットを意識したデザインで、HG-ABとも先行したサーバインともレイアウトは相違。
　HG-ABからの流用は無い新規キットです。多色成形ランナーに配色パターンを変えるためらしき未使用のスイッチがあるので、他の2機も想定はしてありそう。ちなみに頭部のパーツは特に区切られていないので、仮にHG-ABみたいな別造形の頭部が採用されたとしても元の頭部は残るはず。

　クリアパーツ以外は全部塗っています。関節まわりのダークグリーンだけちょっと明るめに調整して、あとは地色に合わせました。白いパーツはグロスインジェクションで、スケールエフェクトを考えるとつや消しでいい気もしますが、これの場合胸がテカテカだしアクセントにもなるかも、ということで光沢にしました。
　各部の黒は頭部のみダークグレー成形で他はシールが付属しますが、それ以外はだいたい色分け済み。
　胸部のキャノピーにはハーフミラーメッキというのが採用されていて、裏から見ると普通のクリアパーツっぽいですが表面はかなり反射します。というか色々写り込んでいますが気にしない方向で。
　ただ、実際のところ開閉ギミックは無いし裏から見ることはほぼ無いですが。なお、パイロットは入っていませんがコクピット内装は一応あります。
　あと翅のクリアイエローはパール調の集光樹脂。今回は偏光ではないです。
　関節まわりはKPSで構成されていて、肘等は有機的な形状の関節部に可動のための分割線が露出する構成。おかげでHG-ABより大幅に動かしやすくなっています。あと上腕のケーブルはリード線になっています。
　肘下の黒いラインに沿ってロール軸があるので、疑似的なガワラ曲げが可能。
　手首のボールが動かすのには若干固いのと、翅がちょっと外れやすい感じです。

　頭部は口というか正面のノズルの中身は色分け無しで、他はだいたい色分け済み。眼の縁とその後ろの黒ラインはオーラショットと共通のダークグレー成形。
　眼は不透明なので、とりあえずメタルレッドの上から蛍光ピンクを塗ってみました。

　同スケールで設定上はかなり身長差があるサーバインよりは実際小柄になっています。

　武装はオーラソードと鞘が1組、オーラショットが2つ付属。手は左右ともにソード用と平手が付属します。
　オーラショットは側面の段落ちは色分け無しで外側の四角いダクトはシールが付属、他のグレーは色分け済み。弾力で取り付けるのでジョイントの露出とかは無いです。
　オーラソードは刃も単色でいいみたいですが、せっかくなのでつや消しのガンメタで塗ってみました。

　台座用のジョイントは腹部の後面に3ミリ穴がありますが、かなり奥まった位置なので延長用のスペーサーも付属。