1/144ミレニアム・ファルコン（フォースの覚醒）（バンダイ）
　EP4〜6のものとはパラボラアンテナの形状が相違しているEP7仕様のキット。他の相違点は把握していませんが、とりあえずランナーには流用を見越したスイッチとかは無いです。
　別売りでメーカー通販限定の電飾ユニットを組み込み可能になっています。電池の交換のために下面の一部が着脱可能。
　今回も同じ内容のシールとデカールが1セットずつ付属。

　全塗装しました。ディテールが多い部分は今回も下地に黒を薄く塗ってから透け気味に白を塗っています。
　台座とクリアパーツ以外は白単色成形。白くないパネルは全部シールとデカールが付属します。

　側面に露出する細かい配管のようなものは一部が別パーツ化されていますが、そんなに分割は細かくないのでYウイングと比べればかなり楽に組めます。

　キャノピーは今回も無色のクリアパーツと枠が抜けた不透明なパーツの選択式。他に砲座の基部にもクリアパーツが入っています。キャノピーはこの写真のみ枠が抜けたもので、他はクリアパーツを付けた状態。
　コクピットに入れるフィギュアはレイ、フィン、ハン・ソロ、チューバッカの4体が付属し、うち2体を選んで乗せるように指定されています。後ろにも座席が2つあるので4人乗せられなくもないですが。
　あと同サイズの立ちポーズのフィギュアも上記の4人分とBB-8も1体付属。

　開口部の中身は複数のパーツを積層して奥行きを出す構造。層ごとに一体成形なので組み立ては意外と楽です。
　後部上面に6個ある丸いダクトは中身も造形してありますが、メッシュ状のパーツは接着しないと外れやすいです。

　差し替えで着陸脚と昇降口の展開が可能。
　後部の推進器は駐機状態と飛行状態の選択式で、ガワは同じですが開口部の中身が前者は不透明なノズル、後者はクリアブルー成形のエフェクトになっています。写真は後者を使った状態。

　薄くて詰まった隙間の少ない機体なので、シリーズ内では価格が高めな割にそう極端に大きくはないです。

　台座はおおむねシリーズ共通の構造ですが、機体が大きいのでパネルが2枚分に大型化している他、支柱と機体の接続軸が3本になっています。