1/1000ガミラス艦セット2
 1/100のガイデロール級二等航宙戦艦、クリピテラ級二等航宙装甲艦2個、メカコレクションサイズのサルバーS-VI型重戦車1個のセット。
 台座のみガミラス艦セット1のパーツを流用しています。
 いわゆるガミラス眼のパーツがガミラス艦セット1では半透明の白でしたが、今回は半透明の黄色になっています。デカールを貼らなくても割とそれっぽく見えますが、戦闘色(オレンジ)はともかく巡航色(薄緑)で仕上げるなら透明感を残した塗装は難しそう。

 まずベタ塗りしてスミ入れする前のセット内容全部を並べたものを。

・ガイデロール級二等航宙戦艦
 旧作におけるシュルツ艦。2199ではシュルツの座乗艦・シュバリエルの他に、ゲールのゲルガメッシュも登場しています。
 成形色や色分けはシュバリエル準拠。カラーガイドにはゲルガメッシュも掲載されていますが、斜め前からの写真1点しかないので説明書だけでは迷彩パターンが確認できない部分があります。なお、2199のガミラス艦はパネルラインに沿って塗り分けるだけでも迷彩っぽくなりますが、ゲルガメッシュの迷彩パターンはパネルラインに沿っている部分とそうでない部分が混在しています。
 ガミラス眼の水転写デカールが付属しますが、これにゲルガメッシュ用のエンブレムも入っています。

 で、迷いましたが結局シュバリエル仕様で仕上げました。
 成形色は本体色のグリーン、下面のライトグリーン、艦首等の黄色、ダークグレー、半透明の黄色。クリアパーツはガミラス眼だけです。
 黄色の成形色はやや緑寄りのくすんだ色味で箱絵もそんな感じですが、カラーガイドだと金属色で見本写真もそれに準じています。写真のは成形色に合わせた色で塗っています。
 艦底の成形色はザクみたいな色味ですが、もっと黄色に寄った方がそれっぽい気がしたのでダックエッググリーンで塗っています。
 台座はガミラス艦セット1と全く同じものです。シールは例によって2種付属。土台に対し上に乗せるものがかなり大きいうえに、支柱が土台の中心からずれているので安定性にはちょっと不安が。
 小さい突起は接着が必要。全部で30個以上あるうえに接着面が突起に対して斜めになっているので割と面倒です。
 細長い船体、上面の艦橋付近に魚雷以外の武装が集約された構成、後部ノズル周辺から放射状に突き出た突起など、作中の他の艦艇よりヤマトに似ている印象。

 艦橋付近は入り組んだ構造です。
 ガミラス眼はガミラス艦セット1とは違って裏面の固定用突起が見えにくい位置に配置されているので、そのまま裏を銀色に塗っても特に問題ありません。
 各部のダクトらしきものは中にフィンもあります。この付近は全部組み立てた後だと塗装やスミ入れがしづらいです。

・クリピテラ級二等航宙装甲艦
 設定上はガミラスで最も建造数が多い艦。今のところ1/1000のガミラス艦では最小サイズです。

 本体は同じものが2個入っています。
 台座は土台がガミラス艦セット1の流用で、支柱のみ2個同時に飾れるものが追加されています。デフォルトの向きだと奥側の支柱が台座から完全にはみ出していますが、艦自体が小さくて軽いのでガイデロール級よりは安定します。
 成形色はグリーン、ダークグレー、半透明の黄色で、ガミラス艦セット1と同様に艦首のヒレ状の部分は色分けされていません。
 やはり突起は要接着ですが、接着面が突起に対し垂直なうえに幅広なのでガイデロール級よりは簡単に組めます。

 ガイデロール級と同様、ガミラス眼の裏側の凹凸は外から見えない位置に配置されています。

 艦橋には他のガミラス艦のようなオレンジ色の窓は無いようで、スリットは見本写真では黒く塗られています。
 艦橋後方の砲塔とミサイルランチャーは旋回可能。

・サルバーS-VI

 履帯も含めて全部プラ製。成形色は履帯のみダークグレーで他はグリーン。なお、成形色はガミラス艦と共通ですが、カラーガイドだと違う色です。とりあえずフィールドグレー2で塗ってみました。
 足回りは完成すると見えなくなる部分まで造型されています。履帯は固定で片側3分割。
 砲塔側面のエンブレムはデカールが付属。写真では貼っていませんが。

 砲塔の横旋回と砲身3本それぞれの縦旋回が可能。
 砲身はかなり細いので強度がやや不安、というかランナーから切り出してゲート処理していたら1本折れました。接着で何とかなりましたが。

 てきとうに並べてみました。

 いわゆるガミラス艦的なフォルムの艦は、この他にもさらにメルトリア級が発売予定に入っていますが。

 ガイデロール級とヤマトがだいたい同じ大きさ。・・・えーと、2199の戦闘空母は全長がこれの3割増しくらいあって三段空母はさらに長いんですよね。

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