フィギュアライズスタンダード 仮面ライダーゲイツ
 2019年4月発売。今のところシリーズでは唯一のいわゆる2号ライダーのキットです。
 元々ジオウとは共通点の多いデザインなので、頭部、胴体中央のベルト状の部分、肩装甲、足裏、手指の一部、武器以外は共通パーツ。

 あとジオウでは銀色がエクストラフィニッシュでしたが、ゲイツはそもそも銀色の部分がほとんど無いためか代わりに顔と胴体の黒い部分がマットブラックのエクストラフィニッシュというかなり珍しい処理になっています。かなりざらっとした仕上がり。

 全塗装しました。エクストラフィニッシュの胴体のベルト部の黒はスーツだとむしろ光沢があるように見えるので、黒に近いガンメタで塗っています。
 あと赤の成形色はプロテクターが暗めのソリッドカラー、タイツ状の部分がメタリックレッドですが、プロテクターもタイツほどぎらぎらしてはいないにしろ金属光沢はあるような気がするので両方メタリックで塗りました。タイツ部分はガイアのプライマリーメタリックレッドそのまま。作中の質感自体に合わせるとさらにクリアコートして光沢を出した方がそれっぽい気もしますが、スケールエフェクトも考えるとこんなものかなあ、と。あとプロテクターはタイツより光沢が鈍くなるように調合しています。
 各部の黄色、腕のベルトの銀色、太股上端とスネの黒、背中のベルトの金具部分のメタリックパープル等はシールで処理されている他、スネは丸ごと暗い方の赤なので膝下の色分けが無かったり、前腕下端の黒や手指の黄色も不足しています。
 腕のライドウォッチホルダーは左はジオウと共通で右のみ専用パーツ。ジオウはレジェンドライダーのウォッチをビルドしか持っていない状態だったのに対し、ゲイツは作中で最初から持っていたドライブとゴーストのウォッチを装備した状態なので形状が相違しています。
 関節構造はジオウと同様で、やっぱり肘は1軸です。

 頭部は額の模様、黒い外周の赤いスリット、眼の黒い部分がシールで処理されていて、あとボルトみたいな丸い銀色も不足。
 眼はクリアイエロー成形で、裏から両面シールを貼って表の黒にもホイルシールを貼る仕様ですが、裏はAMCスーパーミラーを塗ってから黒を重ねて表も塗装しています。あと額の模様は上の丸い部分は輪郭だけで中身のモールドが無いのでシールを使いました。
 ジクウドライバーはジオウと共通でシールのみ相違。腕のライドウォッチは中央の模様部分のみシールが付属して外周の色分けは省かれていますが、ベルトのシールは外周の赤も一体化しているので塗装する場合は中央のみ切り出す必要があります。
 バックル基部に回転軸があるので作中同様に斜めに回せるのはビルドと同様。

 共通パーツはかなり多いですが、胸や手、スネ等は配色パターンが相違しています。

 手指はジオウと共通の拳、平手、右武器用の他、ジオウの左決めポーズ用が無くなった代わりに左の武器用が追加されています。なお、手は色以外は共通デザインなので、ジオウの配色に合わせて塗装すればジオウの左手に武器を持たせることも可能。

 ジカンザックスは非変形のおのモードとゆみモードがそれぞれ丸ごと付属。黒単色成形で色分けはシールで処理されています。今回もライドウォッチは装着していない状態。あと今回も両モードで個々のパーツの寸法が若干相違しています。

 台座はいつものフィギュアライズエフェクト用のものです。靴部分の形状はジオウとほぼ同じですが、作中同様足裏の文字のみ相違。

 

メニューに戻る

inserted by FC2 system