フィギュアライズスタンダード 仮面ライダーゴースト オレ魂
　2022年4月発売。作中では変身シーケンスで映るだけのトランジェント形態も再現されていて、パーカーゴーストを追加すれば派生フォームも再現可能な構造にはなっています。

　そういうわけでトランジェント形態＆オレゴースト。オレゴーストは装着用のパーツに追加して分離状態にするためのパーツ（胴体の中身や腕）と、あと流用の台座が付属します。
　銀色はエクストラフィニッシュで、胸の目玉模様と各部のオレンジのラインは輪郭の外側に合わせた段落ちモールドにプラスチックシールを貼る仕様。これは塗装だとどうしようもなさそうだったのでシールを使っています。他はだいたい全部塗りました。
　黒は手足のプロテクターがグロスインジェクションで他はKPS。

　組み換えでゴースト オレ魂に。胴体のガワ、頭部と肩ブロックを交換します。胸のクリアパーツもトランジェントとは別のもの。
　パーカーのオレンジは全部ホイルシールで処理されています。こっちは塗装しました。
　なお、見本写真では襟の縁がオレンジで塗られていますが、作中では裏面がオレンジになっていて、襟が一体成型のためそういう処理をしているようですが、個人的にそれは違和感があったけど削り込むと穴が開くし裏打ちするにも着脱ギミックとの兼ね合いが面倒だしで結局見なかったことにしました。

　頭部はオレンジと黒が別パーツ化されています。ツノの青はシールが付属。
　パーカーのフードは丸ごと交換して下した状態にもできますが、着脱の際には胴体部分も一旦分解する必要があります。なお、パーカーの背中の台座穴を裏側からはめ込んで塞ぐパーツも付いていますが、こちらも着脱には分解が必要。

　ベルトのバックルは二重構造で中身も造形されていますが、中央の開口部以外はほぼ見えなくなります。シールは中身を全面覆うものしか付属しないので、塗装して中央の眼魂部分だけシールを切り取って使いました。

　標準的な体型ですが、パーカーで胴回りやフードにボリュームがあるので基本フォームとしてはシルエットが大きめです。

　手は左右の拳と平手、右の武器用と、印を結んだポーズ用が右手のみのものと両手が一体化したものが付属。

　ガンガンセイバーは非変形のブレードモードとガンモードが付属。刃はバックルの外装と同じ半透明のライトグリーンで、他は黒成形でシールが付属。作中では追加パーツ無しでもさらに二刀流とナギナタへの変化が可能でしたが、主に派生フォームで使っていたためかキットでは再現されていません。