HG1/144エルガイムMk-U
 プレミアムバンダイ限定キット。パッケージ、説明書ともにカラー印刷を使った一般販売キットと同様の仕様で、さらにこれまでの「通し番号が振られているシリーズのキットでもウェブ限定品には番号を振らない」という通例を崩してオージに続く「04」のナンバーが振られています。

 全塗装しました。だいたい成形色に合わせましたが、多少色味がずれたりもしています。
 だいたい色分け済みですが、バックパックのノズルののオレンジや機首になる部分の緑はシールが付属。
 あと膝裏の赤いケーブルは合成ゴム製ですが、首の両脇やバスターランチャーのケーブル(本体外装と同じオレンジ成形)とは成形色が相違しています。
 関節は主にKPSで、PC-002が補助的に使われています。元々の設計時期が20年ほど開いているのもあって先行した3種とはあまり似ていない構造で、肘はいわゆるガワラ曲げが可能。脚は変形の都合もあって可動軸がかなり多くて逆に動かしづらい面もあります。

 頭部は通常のものとダメージバージョンの選択式ですが、正面側のライトグレーのパーツ以外は全部1組しか付属しないし、色分けのための分割も細かいので組んだ後で組み替えるのは難しそうです。
 額の四角いオレンジの部分2つはクリアパーツですが、さすがにその下の小さい三角はシールで処理されています。あと眼はダークグレーと不透明のオレンジで色分け済み。

 オージよりも若干背が高いです。

 武装はパワーランチャーとバスターランチャーが各1つ、セイバーとバインダー(盾)が各2つ付属。バスターランチャーはリニューアル版エルガイムと共通です。
 手は平手とセイバー用が左右と、右のバスターランチャー用が付属。従来のHGエルガイムシリーズとは違って、手とグリップは一体化していません。
 パワーランチャーはエルガイムと同じデザインですが、今回は新造されたものが右腕用のみ付属(左腕にも取り付けは可能ですが、銃身に対するケーブル接続部の位置が左右で逆になっています)。今回は濃淡2色のグレー成形で色分け済み。
 なお、本体とバスターランチャーでいずれもグレーを2色使っていますがいずれも色味が相違していて(バスターランチャーはエルガイム付属のものと同じ色)、パワーランチャーのパーツは本体と同じランナーに入っているのでバスターランチャーとは色が相違しています。で、とりあえずパワーランチャーはバスターランチャーと同じ色で塗って、本体とは色味を変えています。
 ケーブルはエルガイムと同様にビニールチューブ。
 なお、右腕にもバインダーを付けた状態だとパワーランチャーが干渉しやすいです。
 バインダーは上腕に丸軸で接続。この接続部に対し下半分が横に開きます。

 セイバーの柄は前腕に収納可能。刃はガンプラ1/144サイズの汎用パーツの長い方です。

 バスターランチャーは上述のように成形色も含めてリニューアル版エルガイム付属のものと同じもの。立てて手を添えるようなポーズだとどこにも固定できないので安定しづらいです。
 やっぱりケーブルを3本ともつないだ状態を維持したままポーズを調整するのは難しいので、ケーブルは省きました。

 プローラーへの変形は差し替え無しで可能。台座には人型形態での股間にある穴をそのまま使います。

 変形は意外とあちこち動かす必要がありますが、なんか下から見ると寝そべっただけにも見えますね。

 この形態ではバスターランチャーはバインダーと同じジョイントで上腕に固定。そのためバインダーが1枚余ります。

 エルガイムをぶら下げた形態も再現可能。両手だけ使って縦にぶら下がる場合、専用のジョイントパーツでMk-Uの胸とエルガイムの背中を固定し、さらにこのパーツにある穴で台座にも接続できます。あとMk-Uの肩のハンドルを専用の大きいものに交換してリニューアル版エルガイム付属のこれ用のハンドパーツで握りますが、握りが緩いのでこっちだけだと不安定です。

 エルガイムをMk-Uに沿った姿勢にする場合は上のものとは別のジョイントで胸と背中を接続する他に、このジョイントにさっきのジョイントをつないでこれに台座を接続可能。あとMk-Uのスネの可動式フックをエルガイムのスネ後部の穴に引っ掛けます。

 

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