1/48エステバリス砲戦フレーム
対ナナフシ戦以外の出番は極端に少ないですが、その回では主要パイロットが全員これを使ったという出番に偏りのあるフレーム。
当時は500円サイズより大きいキットは軒並みHG扱いだったのでこれもHGロゴ付きですが、TV版エステバリスは同時期・同価格帯のG-UNITあたりと比べるとかなり簡略化されています。というか最初に出た陸戦フレームのパーツを使い回したのが後々まで響いてしまったというか。
なお、写真は股関節の穴の周りを削って開脚の角度をやや拡大した状態です。
他のフレームより大型化していて、また太股や手首は専用パーツなので共通パーツの使用率は比較的低いです。また、今なら分割されそうなパーツも一体成形モナカ割りで、異様にでかいパーツがごろごろ入っています。
前述のように共通パーツのうち太股は丸ごと余剰扱いで、またラピッドライフルとイミディエットナイフも付属しますが手の形が違うため装備できません。
成形色は共通パーツがライトグレーと黒に近いグレー、専用パーツは茶色1色です。ポリパーツはライトグレーで、肘関節はポリが露出します。
これは最近の再販分ですが、金型の合わせ目付近にパーツの歪みがあって、組み立てに支障は無いですがきれいに仕上げるのは手間っぽいです。写真の状態でも一部パーツを接着して段差をヤスリがけしています。
前後にも左右にも大型化していますが、足先は共通パーツで接地面積もそのままなので慣れるまでは立たせにくいです。中身が詰まっていないので値段の割りにボリュームがあります。
脚はあまり動かないしキャノン砲以外にはほとんど武器が無いしで、ポージングの幅は狭いです。肩のミサイルは固定、指は外側のみ開閉します。
上述のように汎用武器は持てないので、付属武器は実質的にキャノン砲のみです。
キャノン砲での射撃姿勢。アンカーの延長部分は差し替えで展開します。
キャノン砲の左右両方にグリップのようなものがありますが、左側は左脚に装着しないと手が届かないし右側のはどうしたって握れません。