HGヒュッケバインMk-U
 2023年3月発売。初出はスーパーロボット大戦α(1作目)でのリアル系初期主人公機としてなので、今回も比較的初期の作品の主役機というシリーズの流れが続いています。
 そういうわけで上述のαで初登場していて、その時点でαシリーズには直接登場はしない初代ヒュッケバインも含めた開発経緯の裏設定が作成され、それを大筋で引き継ぐ形でOGシリーズにも登場。
 形状が共通しているバリエーション機としてはMk-UトロンベとヒュッケバインEX(αに登場。設定上はヒュッケバイン008Lを改装したものですが見た目は赤いMk-U)が存在。OG以降の量産型ヒュッケバインMk-Uは似てはいるけど色々と別物です。
 あとスパロボDDに登場したMk-U3号機とOG版とは別物なα外伝での量産型ヒュッケバインMk-Uもありますが、こっちは逆に外観の変化が色も含めて皆無(3号機はグラビトンライフルが追加されている点のみ相違)なのでキット化はまず無さそう。
 なお、ランナーは半分以上でタグの名称が「HGパーソナルトルーパー1」となっていますが、どのランナーもスイッチであちこち区切られているので実際に流用が想定されているのは武装や手、一部関節パーツくらいのようです。
 あと黄色のパーツは多色成形ランナーに入っていてランナーの一部を手もぎで分離できる設計でもないので、トロンベが出たとしても金色は成形色になりそうです。

 全塗装しました。青の成形色が完全にティターンズカラーなのでそれは無いよなあ、と思いつつてきとうに塗ってみましたが、どうにも暗すぎる気がしたので、

 とりあえず現状で最新の設定と思われる3号機のグラフィックに寄せる方向で塗り直しました。まあ例によって紫に寄せた色味がただの青に写ったりしているわけですが。
 なお、α作中のグラフィックだと全体にもっと淡くて紫寄りの色使いで胸や足先も黒というよりは青くなっている他、Gインパクトキャノンのカラーリングが完全に相違しています。2個目を買える機会があればそっちで塗ってみようかしら。
 そういうわけで青は濁りを少なくして若干紫に寄せた他、黒はほぼ黒だけどちょっとだけ青いくらいにしました。関節部は暗めのウォームグレー成形ですがニュートラルに寄せています。デジカメの色味のずれもあって、写真で見た感じだと関節部以外は成形色と何が違うのかよくわからない仕上がりですが。
 色分けは胸部中央のセンサーっぽい部分と武器のセンサーが足りないくらいでほぼ完備。ただ、表面の色分けの都合で肩や腰の装甲の裏にも黄色が見えている他、胸ダクトと首回りの黄色が一体成型で腕の付け根のスイング軸も兼ねているので未塗装だと腕の付け根の隙間からも黄色が見えます。
 関節はポリ不採用でKPS主体。だいぶモビルスーツ的な体形ですが、肩や足首はガンプラではあまり見ない構成になっています。

 頭部は眼の縁の黒以外色分け済み。マスクの両脇の白はバンダイ製キットとしてはかなり小さいパーツです。
 センサーは後頭部も含めて全部クリアパーツですが、全面覆うシールも付属します。

 今回もスケール表記無しですが、だいたい1/144くらいのサイズ感。
 設定上はゲシュペンストMk-Uのフレームを使っているそうですが。

 武装はフォトンライフル、ビームソード、Gインパクトキャノン、チャクラムシューターが付属。手は穴開き拳と平手が左右それぞれ付属します。あといつもの台座も。
 フォトンライフルは白は色分け済みでセンサーの緑はシールが付属。右側面の四角い穴にリアスカートの折り畳み式ジョイントを接続して腰に固定できますが、それとは別にグリップを折り畳むと3ミリ軸が出てくるギミックもあります。これ自体には余る3ミリ穴がどこにも無いので現状用途が不明ですが。

 ソードの柄はサイドスカートの裏に収納可能。刃は汎用パーツです。

 チャクラムシューターは腕に取り付け可能。収納部は可動で展開して、中身は収納用と刃が展開してリード線が付いた射出用が付属して交換で射出状態に。軽いのでリード線だけで浮かせた状態を維持できます。

 Gインパクトキャノンは各部の白が色分け済み。なお、αでのグラフィック上は砲身が本来と同じ青で後部側面の六角形は黄色になっています。
 上述の3号機だと後端の展開する部分だけ黒いのでそのように塗っています。

 一応後部のハンドルっぽい部分を握ることもできますが、基本的には銃身後部と腰正面装甲を展開して接続した状態で構えることになります。
 あとハンドルの後部にこれまた現時点では用途が無い3ミリ軸があります。

 

 

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