HGヒュッケバインMk-V
 2024年1月発売。これ自体は一般販売ですが、1週間後にウェブ限定でAMガンナーが発売しています。
 手指や武器の一部、手足の付け根等をMk-Uから流用していますが、元々流用前提だったっぽい手指やフォトンライフル等のランナーに加えてMk-U本体のグレーのランナーが丸ごと入っていてそちらは9割方余るという豪快な構成です。
 設定上はトロニウムエンジンとT-LINKシステムを搭載したタイプL(スパロボαのリアル系主人公機、OGで当初リョウトが乗った機体)とどちらも積んでいないタイプR(第2次αのアラド機、トロンベの原型)の2機が存在して、媒体や時期によって動力源を積み替えたりミサイルコンテナの中身がテスラドライブに変更されたりといった仕様変更があるもののいずれもデザインは共通(アニメ版で改装されたガーバインは除く)。そういうわけでトロンべは成形色の変更だけで出せるわけですが、そのうち出るだろうと思っていたMk-Uトロンべもまだ出ていないわけですが。

 全塗装しました。成形色は頭や手足のダークブルーがMk-Uとは相違していて(Mk-Uは標準的なティターンズカラーだったのに対し今回はMGヘイズル等と同じ紫寄りの色味)、今回は巨大で表面積が大きいAMガンナーも同じ色で塗る必要もあるのでそこは地色に合わせました。
 他の成形色はMk-Uとだいたい同じですが、好みで関節部を明るめにしたり胸等のダークブルーを青から外したりしています。
 ミサイルコンテナ側面の黄色とセンサー類の一部以外はほぼ色分け済みですが、スネに入っている黄色いパーツが膝の後ろの穴を塞ぐのにも使われていてそこが露出するので、それを隠す黒いシールも付属。なお、肩の内側にも黄色は露出して、そちらも未塗装だと角度によっては割と目立ちます。
 関節はポリ不採用のKPS主体で、腹部の曲げ軸と肩付近、脚の付け根はMk-Uと共通。AMガンナーとの兼ね合いか首はボールと曲げ軸の多重構造になっています。

 頭部は眼の縁の黒とバルカンの穴以外は色分け済みでセンサーもクリアパーツですが、眼とセンサーは全部覆うシールも付属します。あと眼とマスクの間は胸と同じ暗い成形色の別パーツ。

 脚がかなり長い印象でしたが、並べて見るとMk-Uとそんなに違いませんね。そしてデジカメで色味がずれたのもあって色調差がえらいことになっていますが。

 武装はMk-Uと共通のフォトンライフルとビームソード、新造のグラビトンライフル、ファングスラッシャー、あと背中にマルチトレースミサイルが付いています。
 手もMk-Uと共通の穴開き拳と平手。
 グラビトンライフルは砲身の左側にグリップが付いていて、説明書では言及が無いですが公式ブログに記載のように組み換えで配置を左右逆にもできる構造です。2セット用意すればMk-U3号機の武装構成が再現できるとのことですがハードル高いですね・・・。
 フォトンライフルはMk-Uと同様に腰後部に取り付け可能。なお、初出のαではフォトンライフルは装備していませんでした。

 マルチトレースミサイルのコンテナは可動で展開。中身は赤成形ですがヒンジの基部も一部が赤成形になっていて、未塗装だと閉じた状態でも赤がチラ見えします。

 ファングスラッシャーは特にジョイント等を介さずに畳んだ状態で左腕に取り付け可能。展開すると畳んだときには隠れる部分に3ミリ穴があります。
 例によってアクションベース4が丸ごと付属して、今回はこのランナーに入っている細い支柱をファングスラッシャーに使うように指定されています。メインの支柱に乗せた本体の手の高さに合わせるには細い支柱の長さが足りない感じですが。

 ソードの柄はリアスカートの裏に収納可能。前述の公式ブログではプラモデルオリジナルギミックとされています。
 膝は太股とスネをグレーの箱状フレームでつなぐ構造ですが、このフレームの中途部が割れて開くギミックがある3重関節でかなり深く曲げられます。なお、中途部を曲げると中からケーブルのようなものが露出。

 ミサイルはコンテナごと分離可能で、接続が3ミリ軸なのでてきとうな台座で浮かせて飾れます。

 

 

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