HG1/72メイレスケンブ
 2021年10月発売。先行したビャクチとは一部パーツを共有していて、この辺はジョウガンやレイキでも使うっぽいです。
 で、本来の形態の他に初登場時の未完成状態再現用パーツも付属して完成後も組み換え可能になっていますが、まずはその未完成状態の方を。

 胸部は赤い装甲以外ほぼビャクチと共通で、あと腰ブロックの中身や上腕、手首付近、太脚の付け根のフレームも共通。脚は関節構造が相違するので付け根以外全部別物です。
 肘に加えて膝も片持ち軸になっている他、ビャクチには無かった足首フレームが付いていて足首が前後に曲がるようになっています。また、爪先とかかとに相当する部分の可動が独立していたビャクチに対し、今回は前後がつながっていて横に曲げる場合は一体に動きます。

 1話で使っていた駐機形態っぽく。発売予定の輸送車の荷台にはこの姿勢で乗せるようです。

 続いて完成状態。肩ブロックを左右とも丸ごと交換して、左腕の武器を外します。
 なお、肩の黄色い部分は1パーツ構成で本来は内側がへこんでいますが、プラ板を貼って平面にしています。
 全塗装しています。色味はだいたい成形色に合わせました。グレーはビャクチと同じ色ですが、白はビャクチとは相違していて若干水色に寄ったクスィーとかと同じ色。
 赤は全部色分けされていますが、背中やリアスカート、脚の黄色や肩装甲上面のグレー等は不足していて一部はシールが付属。あとライトグレーは成形色に無くて、完成版の肩の外側のみシールがあります。
 スネ下端や足首装甲、肩装甲の内側は関節の隙間から中身の白がけっこう見えるので、てきとうに塗っておいた方がいい感じです。
 全体的にビャクチよりも癖の強いデザインですが、膝は可動の制限が無くなっているし、足首まわりも素直に動かしやすくなっていて可動の癖は減っていたりもします。
 なお、前腕には3ミリ径ジョイントがありますが、ビャクチにあった肩と太股のジョイントは無くなっているので、不自然な穴の露出が減った代わりに拡張性は落ちています。

 膝を伸ばすとこんな感じ。スネから足先にかけても膝を曲げている前提のデザインなので、あまりきれいなラインにはなりませんが。

 頭部はだいぶ複雑な形と色分けですが、パーツ分割で完全に色分け済み。今回も眼はクリアパーツです。

 サイズはビャクチとほぼ同等。

 武装は60mm携行機関砲、超熱振式戦闘直刀、盾付短剣、ウェポンラックが付属。手はビャクチと共通で、左右の穴開き拳と平手、右の銃器用が付属します。

 銃はマガジン以外ビャクチと同じものという設定ですがパーツは共有しておらず、ビャクチでは別パーツだったマガジンが一体化している他、銃口付近も一体成型になってちょっと細くなっています。なお、銃口はスライド金型で造形されています。

 刀は1パーツ構成。銃と同様にウェポンラックに装着可能です。

 ウェポンラックは先端のマウントラッチも含めて左右のアームがビャクチと共通ですが、中央の四角い部分はアウトラインはほぼ同じですがビャクチでは平面だった部分にスジ彫りが追加されています。
 アームを展開してグリップに手が届く位置まで武器を移動可能。なお、説明書の指定だと右が刀で左が銃で、構造的には銃は左手で受けることになりそうですが、上述のように銃を握れる手は右しかありません。

 未完成状態で使う盾付短剣は刃が別パーツですが、特にギミックはありません。3ミリ軸で腕に接続。

 

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