HG1/72メイレスジョウガン改
 2022年5月発売。当初は「新商品B」として3月発売予定で告知されていました。
 ジョウガンの流用キットですが、頭部、肩、前腕、太股〜スネはほぼ新造されています。余剰パーツはそれなりにありますが、そのまま組める部分はほぼありません。
 あと、成形色と箱絵が作中と違って全く緑に寄っていない青なのは素のジョウガンと同様。
 ちなみに設定上は重火器の連射を想定して調整されていて接近戦の適正は以前より落ちているそうです。

 全塗装しました。前に塗った色はちょっと緑に寄り過ぎていた気もしてきたので多少青寄りに調整したのと、あとダークブルーが武器に偏っているので本体にも増やしています。
 成形色は眼のクリアパーツ以外元のジョウガンと共通。胸部中央の青や各部のメタリックイエローがシールで処理されているのも同様です。あと太股上端外側のグレーもシールが付属。
 関節構造はほぼそのまま。膝が片持ち軸から挟み込みに変更されていますが、可動範囲にはあまり変化は無いです。
 あと肩装備の接続が3ミリ軸から挟み込みに変更されたため、基本的には着脱できなくなっています。接続アームは肩側の基部以外は以前のものと共通パーツですが、シールド側のボールも今回は挟み込みで、とりあえず軽く引っ張った程度では抜けません。

 ちなみに作業中に1回塗り直していて、最初はこんな感じでした。ケンブ斬で赤が増えた部分を暗い色にしてみたけどあまり目立たない気がしたので太股と前腕は反転させたわけですが、結局色の置き方より色調差を抑え過ぎたのが問題だった気もします。

 頭部は完全に新造で、設定上の色分けは全部再現されています。ケンブ斬までのメイレスは眼のクリアパーツは薄い青で統一されていましたが、今回はパール入りの緑色になっています。ただ、以前より成形色が濃いめで形状は下の方だけ薄くなっているので、上下で色味の濃さが均一にならない感じ。というか裏に何か塗るなりしないと下の方は内側に入るパーツの黄色が透けます。

 肩の左右幅が減ったりで、以前よりちょっと細くなった気も。
 なお、旧ジョウガンも外装は今回調合しなおした色で塗り直しています。

 武装は45mm回転式装甲機関砲(ガトリング)、40mm携行短機関砲(ハンドガン)が付属。手は平手、穴開き拳、銃器用が左右それぞれ付属します。ケンブ斬で追加された手の甲が今回も付属するので、平手と穴開き拳で付け替えの必要は無くなっています。

 ガトリングは正面の砲身&シールドと背面の弾倉をフレームで接続して胴体を挟み込む構成で、着脱の際には前後に分解する必要がありますが、噛み合わせを緩めると固定が安定しなくなるし給弾ベルトもその都度着脱する必要があるしでちょっと手間です。
 シールドの裏に2つあるグリップを握るようになっていますが、ウェポンラックと同じジョイントを使って背面に接続されるので握らなくても固定されます。
 給弾ベルトはアサフレックス製。
 使う際には肩のシールドを砲身基部の装甲につながる位置に調整しますが、特に固定はされません。
 あと砲身はカバーと別パーツ化されていて、中身だけ回転できます。

 リアスカートが差し替え式で補助脚展開状態になるのも同様。なお、リアスカートはこの補助脚も含めて以前と全く同じ形状ですが、設定上は衝撃吸収性能が上がっているそうです。
 足先も形状はそのままなので、かかとの展開ギミックも同様にあります。

 ガトリングは胴体に固定せずにグリップだけで保持することも一応は可能。

 ハンドガンはガトリングの装甲の裏に収納可能。輸送車や武器セット付属のものとは別デザインで、前後に短くなっています。あと今回も銃口は造形されていません。

 手は同じ形状なので改装前のライフルも持てます。肩装備については上述のように基本的には固定ですが、接続アーム中途部のCジョイントを引き抜いてしまえば交換できなくもなさそうです。個人的には破損や緩みが怖いので試していませんが。

 

 

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