HG1/72メイレスプロトゴウヨウ
 2023年8月発売。胴体フレームと外装の一部は既存メイレス系キットと共通、頭と手足はマルチジョイントフレームの流用で、そのマルチジョイントフレームの時点でビャクチの脚部パーツのグレーの部分を流用していたのでそのランナーも入っています。胴体を中心に外装と武装に新規パーツもあり。
 ホイルシールの他、パーソナルマークが透明地のシールで付属。

 背中にバックパック、前腕外側にバインダーのようなものが着脱可能。バックパックはメイレス系のウェポンラックの取り付けと同じジョイントを使っています。腕のは3ミリ軸接続ですが、軸を同時に2つ使うので他のものに付けるのにはあまり向いていません。
 全塗装しました。色味はだいたい地色に合わせています。
 今までの機体では共通してメタリックイエローだった胸部のシリンダーは色分けが無い設定になっていますが、とりあえずガンメタで塗っておきました。あと手指の色分けが無くなったり背面の細長いダクトのようなものも黄色ではなくなったりもしていて、色分け自体が減っている設定なのもあって、太股外側下端のグレーが足りないくらいでだいたい色分け済みです。
 以前の機体よりだいぶ素直な人型に近いフォルムになっていますが、手首は挟み込みですが肘は片持ち軸で、脚はビャクチの関節パーツと足先をそのまま使っているので構造もそのままで、一応膝を伸ばす可動範囲は拡大していますが足首が前後に曲がらなくて腰を落とすにはその少し上で曲げる必要があったりと、構造の癖の強さはあまり変わっていなかったりもします。
 ビャクチ以外総じて3ミリ軸ジョイントがかなり少なかった今までのキットとは逆に、全身穴だらけのうえにCジョイント受けまで複数付いていて、ここにジョイントがあっても使わないような、という箇所も無いでもないです。

 

 眼はクリアパーツの奥にシールを貼る構成ですが、クリアパーツの裏に凹凸があるのでそれに沿って塗ってみました。実際には眼が3つあるようなデザインですが、上のダークブルーのパーツで中央のものが見えづらいので普通にツインアイっぽくも見えます。

 ツノは基部のグレーのパーツを交換して倒した状態にもできます。

 そういうわけで骨格はビャクチにかなり近いですが、脚を伸ばした状態が基本なので背は伸びているように見えます。

 武装はアサルトライフル、ハンドガン、マチェットが各1個とダガーナイフが2個付属。
 手は穴開き拳、平手、銃器用が左右それぞれ付属。上述のように設定上の色分けが減っていますがパーツ構成はそのままなので、銃器用のみ手の甲に一体成型の人差し指や手首の軸をグレーで塗る必要があります。
 バックパックに従来の機体のウェポンラックのアーム部分と同じもの(基部のみ新規パーツ)、リアスカートにハンドガン対応ジョイントが左右1組、各部の丸軸にハンドガンとマチェットを付けるためのジョイントが各1個(デフォルトでは太股の側面に取り付け)付属する他、肩の前後面の3ミリ穴の位置を手前にずらすためのスペーサーが2個付属。
 アサルトライフルはウェポンラック、ハンドガンとマチェットは専用ジョイントに取り付け可能。ダガーナイフは膝裏に収納できる設定ですが、キットでは刃を外して柄のみ収納するようになっています。

 アサルトライフルのグレネードランチャーは着脱可能。フォアグリップは無くて、胸の中央が前に突き出ているので銃身に左手を添えるポーズも制限されます。

 ハンドガンは側面のスリットが貫通しています。マチェットは1パーツ構成。

 

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