ダンボール戦機 001 LBXアキレス
 
シリーズ第1弾として2011年2月にデクー、クノイチと同時発売。他に専用のステッカーとDキューブベース(台座&簡易ジオラマ的なもの)も同時発売になっています。

 共通企画の関節構造やタッチゲートの採用など、ケロプラや三国伝に近い設計思想のようです。ただ、価格帯が上がったことでパーツ段階での色分けは大幅に強化されています。

 パッケージはキットと同じものが作中にも登場するそうで、天面にはバンダイの他に作中の企業のロゴも付いています。

 ポリパーツ。左のがアキレスとデクーで共通のもの、右はクノイチのものです。キットはポリのボールジョイントや軸関節でプラ製のパーツをつないでいく構造。

 金色の成形色はアニメ化以前の三国伝のものに近い色味。
 プラパーツにはランナーユニット構造という、ランナーを切り離して頭や腕等の各部位に使うパーツを個別に管理できる構成が導入されています。使ってみたら実際便利でした。
 あと説明書もフルカラーで、組み易さにはかなり配慮してある感じです。ちなみに説明書にはゲームで使えるパスワードが記載されていますが、使えるのは3ヶ月先という・・・。あとそのせいか説明書もパーツと一緒に袋詰めされています。

 青い部分は足の甲と上腕以外完全に色分けされていて、白と金は成形色仕上げなら塗る必要はありません。写真は金は塗装した状態ですが。
 胸部中央はクリアパーツ。デクーはクリアパーツの中に貼る銀色のシールが付属していますが、アキレスでは特にそういうのはありません。

 胸部にはチップが入るようになっています。シールも付属しますが、クリアパーツなのでそのままで。説明書には裏返したり他のキットのチップと入れ替えたりできると記載されていますが、それで性能が変化したりするのかしら。
 胸の装甲は組んだ後も外せる構造。中のチップ収納部は共通デザインで、着脱式のカバー付きです。
 顔はヘルメットの白、マスクのダークグレー、トサカの赤の3色成形。シールを貼ればほぼ設定どおりの色分けになります。

 キットのサイズはほぼ作中での原寸大だそうです。横方向のボリュームはガンプラ1/144くらいで、身長はちょっと低め。

 設定上はマントを装着していますが、キットにはBB戦士の騎士ガンダム系でおなじみの説明書を切り抜く紙マントが付属します。
 で、当初は黄蓋グフのマフラーで試したティッシュを使う方法を改良できないかと試してみたのですが、なんか途中で破れてしまったので方針を変えて以前BB戦士の騎士系に使ってみたけど今ひとつだったのでそのまま放置していたフェルトを使ってみました。

 ・・・相当分厚くてもっさりしていますが、ある程度は手で曲げをつけられるし、まあ無いよりはマシかなあ、とか。

 手持ち武装はアキレスランスとアキレスシールドが付属。保持は手の穴にグリップを差し込むシンプルな構成なので、大きさが合う武器なら微調整すれば流用できそう。
 シールドは裏面以外色分け済みですが、ランスはダークグレー単色成形です。
 ランスはグレーの部分を握るのが正しいようですが、後ろが長すぎて邪魔になるので下を握らせてみました。というか説明書の漫画でもこういう持ち方だったしこれも間違いではないみたい。
 関節構造は割とシンプルですが、肩基部がボール、足首と首は2重ボールで、ちょっと昔のHG級ガンプラよりよく動く感じです。

 股間には台座用の丸穴があります。専用のDキューブベースだけでなくアクションベース2等にも対応。

 マント無しだとこんな感じ。

 あとキットのみ(2個以上必要)でカスタムダイスバトルというボードゲームが可能で、それ用のダイスが付属。キット本体をコマ、箱の裏面をボードとして使います。
 キットは各部のパーツを交換可能ですが、ダイスもそれに応じて数字の書かれた面を交換可能になっています。

 マントが紙なのが残念ですが、組み立ては簡単で色分けもけっこう細かいし、シンプルな構成の割には可動範囲も広くていい感じでした。

 残り2体のアップは来週以降になりそうなので、とりあえず集合写真だけ先に。

 

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