ダンボール戦機 010 LBXオーディーン
二代目主役機。これまでは税別定価1000円で統一されていましたが、今回は200円アップしています。
設定上はナイトフレームですが、可変機構のためにポリパーツは新規設計になっています。
個人的には黒モヒカンと赤い眼に違和感があったのでアキレスに合わせてみました。
色分けはそれなりに細かいですが、デザイン自体がかなり細かいので塗装が必要な箇所はかなり多いです。
青の成形色はかなり紫に近い色。彩度の高い青は調合で出すのが難しい(余計な色の入っていない材料を選ばないと干渉してものすごい勢いで濁る)のでえらい苦労しました。最終的にクレオスのコバルトブルー(ガイアのより隠ぺい力で落ちるぶん濁りは少なめ)に純色バイオレットを混ぜて白で調整してこんな感じになりましたが(手首付近等の青が塗装)、そもそも青じゃなく紫をベースに調合した方が早かったかもと後で思いました。
黄色の成形色はアキレスと違ってメタリックではないですが、金色で塗ってみました。なお、黄色いパーツはスネ正面だけで、腰装甲とかは全部シール。
あと膝上等のライトグレーは塗装箇所に色を揃えるために色分け済みの部分も塗りつぶしています。
白い羽根は2パーツ構成で厚みがありますが、裏側のパーツは黒成形のうえシールも付属しません。もっともこの面は飛行形態でも下側になるので正面からは見えませんが。アキレスと同様にLBXシリーズでは珍しく眼はクリアパーツではないです。眼は上の黒い部分と一体成形で、マスクはライトグレーで別パーツ。
胸の赤はクリアパーツ。内側に貼るシールとかは特にありません。アキレスより微妙に背が伸びています。それにしてもデザインラインが70年代から80年代くらいに激変していますね。
武器はリタリエイター(槍)が付属。盾はありません。
先端はメッキシルバーNEXTで塗ってみました。
可動範囲は変形のための構造以外には大きな変化は無いです。クリア成形のエフェクトパーツ付き。中のシルバーがいい感じに反射してくれないかと思ったらあまり効果が無かったです。
羽根は基部が2軸可動、さらに白い部分は青い部分にポリボールで接続されていて、かなり自由度が高いです。
専用台座付き。接続部の断面は丸ではなく四角で、股間の穴もそれに合わせてあるので汎用台座には対応していません。
変形のために首が上に大きく曲がるので、飛行ポーズにも使えます。変形の際には肘から下を交換します。他の部分は差し替え不要(武器は外しますが)。
飛行形態。羽根の位置は特に固定されないので、基部のボールジョイントで角度を変更できます。
なお、台座の支柱の後部にある突起に余った方の腕パーツを取り付け可能。裏面はこんな感じ。顔は装甲で覆われて露出しません。