ダンボール戦機 018 LBXアキレス・ディード
 
初代主人公機の後継機にしてナンバリング上は新シリーズ最初のキット(019も同時発売)ですが悪役という。ちなみに設定上は操作性の改善と飛行能力の追加がされていますが、性能はアキレスと同等とのこと。
 なお、説明書がパーツと一緒に袋詰めになっている仕様は継続していますが、武器パスワードみたいなゲームとの連動要素は特にありません。
 あとダイスが付属して箱の裏面がボードゲーム用のボードになっている仕様も継続。
 初代アキレスの白いランナー(成形色を黒に変更)とダークグレーのランナー、あとポリパーツを丸ごと流用して(ポリの股関節軸は穴を埋めたタイプですが)、多色成形ランナーのみ新規パーツと差し替えた構成のキット。そのため初代アキレスの頭部(モヒカン的な部分以外)とランスのパーツも付属します。
 他にアキレスの肩装甲と腰側面装甲の白い部分に相当するパーツが余剰に。

 半分以上は初期キットの流用の割に、全体としては線が多い最近のキットと並べてもあまり違和感が無い仕上がりになっています。
 ライトグレーは頭部(マスク以外)や足の甲の色分けがシール処理。あと各部の黄色いノズルは色分け無しで、一部はシールが付属。肩装甲の赤は色分けされていませんが、黒い部分が別パーツなので塗装はしやすいです。
 ライトグレーは成形色に合わせて調色してみましたが、塗りながら2回ほど調整したけど結局色味が若干ズレてしまいました。

 頭部は丸ごと新造。一見変化が無さそうなヘルメット部分も眼の縁に切れ目が入ったりしています。黒いせいで見えにくいですが。
 アゴが引きにくい感じだったのでマスクの裏側を少し削っています。
 胸の丸い部分は丸ごとクリアパーツで、半円状のシールが付きます。中に貼る用の銀色のシールは付属せず。チップもクリアパーツです。

 大まかなプロポーションや関節構造はアキレスと同様。足先の靴底部分は若干大型化しています。

 武器はダークシューター(銃)とダークシールドが付属。
 銃は黒成形でモナカ割りの2パーツ構成で特にギミック無し。盾は赤い部分が別パーツ化されています(両横と下部ノズル下の赤は塗装が必要)。盾の保持はアキレス同様の丸軸を握る構成で、やっぱり手の甲を接着しないと安定感は今ひとつです。

 別売りの台座を使えば飛行ポーズっぽい展示も可能。

 プラモデルオリジナルギミックとして、シールドを背面に装着可能。正面からだとほぼ見えませんが。なお、上下逆にしても取り付けは可能です。

 説明書では余剰扱いですが、前述のようにアキレスランスも丸ごと残っています。

 アニメでは初代アキレスは大破してそれっきりだから、こういうカードは無さそうなのよね。

メニューに戻る

inserted by FC2 system