ダンボール戦機 019 LBXペルセウス
 
アキレス・ディードと同時発売。なお、単品キットの他にライディングソーサ同梱版も存在します。
 例によって山野博士製ですが、今回は生産にTO社が噛んでいないためパッケージのメーカーロゴも変更されています。

 白い部分は胸、スネと足先が色分けされていて他は塗装が必要。ライトグレーのパーツはマスクと膝のみで頭部のダクトや肩装甲、スネは色分けされていません(スネは白単色)。あと後頭部もダークグレー単色。
 全体的に色分け部分に明確な段差やスジ彫りが無い部分が多めなので、塗装はちょっと面倒。塗装箇所は第一シリーズ後期よりは少な目ですが。
 クリアパーツは無しで、チップも不透明な赤。

 チップ収納部は従来より若干狭くなっていて、蓋を外しても中のチップが落ちにくくなっています。あと収納部の下側が奥に傾斜しているため、チップの下部を押し込むと斜めになって上部が前に出るので取り出しも容易。

 アキレスより若干大きめ。

 武器はペルセウスソードが2個付属。まさかの丸ごと一体成形で、上面と後面に穴があります。
 ポリパーツは新規設計のものが導入されています。肘、膝の可動軸が伸びて接触面積が増えたり股関節と足首のボールジョイントもプラ球をポリで受ける構成になっていたりで、全体的に保持力が向上しています。

 胴と腰の接続部は軸関節とボールジョイントの組み合わせみたいな構造で、上に引き出すと曲げられます。
 手はポリパーツにプラのガワを被せる構造に変更され、武器をポリ穴で保持するようになっています。このため造形は従来よりもっさりしていますが、武器の保持は安定するし柄の塗装が着脱で剥がれるリスクも軽減されています。ただ、これに伴い手首のポリボールが手と一体化したため、カスタムウェポン付属の手首は使えなくなっています(ボールの径は同じなので他のキットからポリボールを流用すれば取り付け可能)。
 あとダイスの側面パネルの形状も若干変化しています。
 そういうわけで全体的に関節の安定感が増しています。将来的なヘタリについてはまだ判断できませんが、とりあえず同時に組んだディードと比べると保持力はかなり向上しています。
 あと肩の黄色いパーツは基部にポリボール入り。腰サイドスカートは従来よりも大きいポリボール接続で、フロントスカートはプラ軸可動です。

 股間ブロックはポリからプラに変更されていますが、台座穴はあります。

 マントというか腰布は例によってペーパークラフト。腰ブロックと後部の青い装甲の間に挟み込む構造です。例によってフェルトで代用してしまいましたが。

 手にポリが入ったのでシールドの保持も安定します。

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