HG1/60 M9Dファルケ Ver.IV
　M9の流用キット。やっぱりM9の時点ではこれのキット化の予定は無かったようで、M9一般機とマオ機の共通パーツ全部＋新規パーツという構成でM9のパーツが色々と余ります。ただ、2種の共通パーツしかない＝頭部外装パーツは無いので、黒いM9として組むことは不可能。

　関節のグレー以外全塗装しています。外装の黒はクロスボーンX2とほぼ同じ色のダークグレーと、それより若干明るめで紫寄りの色の2色ありますが、ランナーを並べるとはっきり色が違うものの見本写真だと色分けの位置がよくわからないし、自分で撮影してもご覧の有様でした。
　M9と同様に眼やスネ後部はシールが付属。
　頭部、肩装甲、上腕、太股、肘の突起、ふくらはぎ付近が新規パーツ。その他の外装と関節まわりは流用なので、　関節構造はM9と全く同じです。

　頭部の成形色は黒系2色のみで、機銃付近の黄色は小さすぎて貼れないためかシールも付属しません。

　コクピットハッチが開閉可能で中身が無いのはアーバレストやM9と同様。

　上腕やふくらはぎ付近はちょっと太くなっていますが、肩のシールドっぽい装甲が無くなったので左右幅は縮んでいます。

　武装はM9各種と共通の単分子カッターとその鞘、40mmライフル、AWS2000と、新規パーツのクリムゾンエッジ単分子カッター、あとこのキット用の新規デザイン武器のオーテギネHEATランスが付属。新規武装は2セット入っています。
　手はアーバレストやM9と全く同じで、左右の穴開き拳と平手が付属します。
　なお、AWS2000はM9各種に共通して付属する延長バレルとその上のハンガーは付属しますが、一般機と青いのにしか付属しないグレネードランチャーとマオ機にしかないストックはいずれも付属しません。

　新規武装は同じランナーが2枚入っている構成なので、クリムゾンエッジも全く同じものが2つ付属。そのため根元付近には2つとも同じ側に肉抜き穴があって、鞘は左右両側に3ミリ軸が付いています。

　HEATランスは先端のHEAT弾が着脱可能ですが、他には特にギミックはありません。

　ランスは左右に3ミリ軸と穴があるので、本体の3ミリ穴への取り付けの他、ランスを2つくっつけたり他の武器に合体させたりもできます。