マジンボーン01 BFドラゴンボーン
 BFはボーンファイターの略。
 
共通素体(ファイタースーツ)にガワを着せる構造なので、骨格は他のBFのキットと共通です。
 ランナーはタッチゲートになっています。
 素体部分は胴体と肘関節はランナーロック方式、脚は太股とスネのフレームをランナーに付けたままで膝と足首の関節を組み付けるようになっています。オールガンダムプロジェクトと同様、組み間違いで詰まらないように挟み込みの箇所を減らすことを意図した設計みたい。
 あと、これを含めた3種の5月発売分には初回特典としてプロモカードが付きます。ホロ加工(プリズムではないです)でちょっと豪華。

 まずファイタースーツを。成形色は黒単色で、柔らかいPSで成形されています。肩基部と胴はポリボール入り。
 アニメだと本体はダークグレーと暗い紫っぽい色の2色ですが、キットでは塗り分けのディテールが一部省略されているし黒の方が装甲との対比でメリハリがつくかとも思ったので成形色のままで。
 足先はガワを直接付ける構造なので素体には足首から下が無いです。

 上腕と胴以外はほぼ装甲で覆われるので、素体はかなり細いです。

 パーツ数を抑えたつくりですが、意外とよく動きます。

 ドラゴンボーンを着せた状態。拳の側面がほぼ平面なので、指を握り込んでいるように見えるように少し削り込んでみました。
 黒と後頭部の黄色以外は全塗装しています。ライトグレーの部分はメリハリに乏しい気がしたので寒色に寄せてみましたが、ちょっとやりすぎたかも。
 顔の上のドラゴンの眼の周辺、肩の赤と黒、膝の赤、足先の白等、一部の色分けはシールが付属。胴体の緑色もシール処理です。
 塗装する場合、足先に赤の上から白を塗る必要があるのと特にパーツ分割されていない頭部のツインアイがちょっと面倒ですが、他はそんなに面倒な部分は無いです。

 顔のバイザー状の部分は無色のクリアパーツで、中にホイルシールを貼る用になっています。
 アニメの作中では普段はバイザーの中身が見えていないので濃いめに塗ってみましたが、ちょっと濃すぎたかも。

 装甲が付くと1/12級フィギュアに近いボリュームになります。

 特に武器の類はありませんが、足先に付ける無色クリアのエフェクトが1個付属。手は拳だけです。

 胴の後ろに3ミリ穴があってアクションベース2に対応。3ミリ軸があれば他の台座でも使えます。
 右脚を前に曲げすぎて太股の装甲が開いてしまっていたのには後で気が付きました。

 開脚は装甲が干渉してこの程度が限界。足首の横曲げにはもっと余裕があります。

 脚を前に曲げるのも干渉でこの程度が限界。

 価格とパーツ数を抑えて設計も組みやすさを重視してありますが、その割に意外と充実した内容でいい感じでした。

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