メカコレクション ウルトラマンシリーズ No.01 ジェットビートル&No.02 ウルトラホーク1号
 メカコレクションの新展開第1弾で2種同時発売。水転写デカールが標準で付属して定価が100円アップしています。組み立て説明が箱の中に印刷してある点は共通。
 ヤマト2199シリーズの艦載機と比べると今のところは、本体側に台座接続用の穴を露出させない構造になっているのと着陸脚は付属しない点などが相違しています。
 あと主翼等のマーキングは色分けのデカールとは別になっていて重ねて貼る仕様で、また色分けの大半は境界にスジ彫りが入っているので、マーキング以外全部塗装で仕上げることも可能なつくりです。

・No.01 ジェットビートル
 ランナーは翼端のミサイルとオプションのシーボーズ移動用アンカー射出装置がスイッチで切り離せるようになっていて、いわゆる宇宙ビートルのバリエーション展開も想定はしてあるみたい。

 まずデカールを貼らずに塗装した状態を。銀色はクレオスの8番で、ハセガワのぼかし筆で筆ムラを何とか目立たないようにしてみましたが、これ以上解像度を上げると残念なことになる仕上がりです。
 成形色は銀と赤の2色で、機首から機体側面にかけてとミサイル後端の赤は色分け済み。その他の色分けはミサイル前半とカナード端部以外はほぼデカールに入っています。
 色分けはコクピット上の白以外は全部境界にスジ彫りが入っています。
 底面前後の2ヶ所のパネルが別パーツで、端を押すと反対側が浮くようになっていて組んだ後の着脱も可能。前のパネルはアンカー射出装置の着脱に使いますが、後ろのはこのキット単体だと特に用途が無いです。

 台座は板状のパーツで底面を受けて、機体下面のノズルで固定するようになっています。

 シーボーズ移動用アンカー射出装置は基部のパネルごと交換して取り付け。射出装置本体は2パーツ構成です。

 続いてデカールを貼った状態。久しぶりだったうえに貼る枚数が多いので、ずれたり破れたりで苦戦しました。
 機体側面の機番は”SIII"のみ付属。ちなみに作中では主に初期に使われていた機体で、途中からは”117”や”118”等の機体も登場しています。


・No.02 ウルトラホーク1号
 「初期プロップ一体型3尺金属モデルのレストアモデルを参考に設計」とのことで、各部のバランスは分離ギミックを搭載しない前提で作ってあるようです。パーツ構成的にも特に分離形態への加工を想定したつくりではないですが、複数買って切り刻めば一応作れなくもなさそう。

 こっちもまずはデカールを貼らずに塗装した状態を。後部ノズル付近は資料が無かったので色分けはてきとうです。
 ストライプが細すぎてマスキングテープの位置決めも面倒だったのでフリーハンドで塗りましたが、まあ銀スプレーを吹いてデカールを貼った方が簡単できれいに仕上がると思います。
 あと下面中央後部に黒の色分けがありますが、この写真だとミサイルで隠れています。
 成形色は銀1色。色分けはだいたい境界にスジ彫りが入っています。白のストライプは細いのでスジ彫り1本だけになっている部分もありますが。
 下面の武装はスライド金型で端部のノズルも一体成形されています。

 台座はα号後端部あたりの隙間にジョイントを差し込む構造。

 続いてデカールを貼った状態。ビートルで苦労したし失敗も怖かったので上面以外は省きました。
 あとβ号の機番は本来は機体の縁に沿って斜めになっていますが、個人的な好みで後ろのγ号の機番と平行にしました。

 2199メカコレの艦載機よりちょっと大きい印象。

 数年前(たぶん2011年)の缶コーヒーBOSSのおまけの一部ダイキャスト製モデルがあったので、ついでにそれとの対比も。なお、これは2缶セットのおまけで、1缶にはチョロQ的なゼンマイ搭載のデフォルメモデルが付いていました。
 意外と各部のバランスが違います。
 おまけの方は造形がちょっともっさり気味ですが、缶コーヒーの代金を無視しても300円未満で全面塗装済みでマーキングも入っているのは今思うと凄まじいです。

 

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