ぷちりっつ No.03 アヴェンジャー/ジャンヌ・ダルク[オルタ]
 2019年10月発売。情報自体は9月発売の2種と同時に発表されていたので、3つまとめて第1陣という感じですが。
 Fateの作中におけるオルタというのは1作目のルート分岐でデザインが変化した元祖セイバーさんが後付けでセイバーオルタと命名されたのが最初で(※その名前ができる前に出た商品では「黒セイバー」名義でした)、FGOにおいてはその人物の本来とは違うあり得た可能性や別側面が現出したものとして用いられていますが、ジャンヌオルタは例外的にとある事情でジャンヌの「存在しない側面」が具現化されたもの、という設定。
 当初は完成された聖女であるジャンヌに対するアンチテーゼみたいなキャラでしたが、その後は2人ともキャラ付けが割と予想外の方向に転がっています。
 マシュや武蔵と同様、作中の第2段階に準じたデザイン。この人については第1はボリュームのあるマントが付くし第3は髪がものすごく伸びるしで立体化には不向きというのもありそうですが。
 ランナー2枚入りで成形色は5色という点は他と同様ですが、シールは透明地のもののみ付属。

 肌色は成形色につや消しを塗って、他は台座以外全塗装しています。なお、黒い部分は鎧と布地で成形色が相違。
 比較的色分けがシンプルなデザインなので省略も少ないですが、本来は紫色の剣の鞘が黒くなっているのと、布地の一部にある赤いグラデーションはパーツ分割ではどうしようもないので胸や肩はシールで処理されていて他は省略されています。
 で、その赤はドライブラシで乗せてみました。
 あと黒っぽい部分は装甲がアースリィガンダムのフレームみたいなブルーグレーで布っぽい部分はブラウン寄りの色味ですが、個人的には(第3段階以外は)あまり青い印象は無かったのと、あとマシュとの差別化も兼ねて装甲は黒に近いつや消しのガンメタで塗ってみました。
 台座はクリアレッド成形。作中での宝具演出をイメージしたものとされています。火炎を模したもののようなので、一応表面につや消しを塗ってエッジに蛍光レッドを薄く乗せてみました。
 で、脚と支柱の噛み合わせが固いうえに腰布が邪魔で接続部に直接力をかけるのが難しくて、強引に抜こうとすると破損しそうで怖いので外した状態の写真はありません。

 顔は例によって眼と眉毛が別パーツで、眼はシールが付属。口が少し開いていますが、色分けはされていません。
 なお、アホ毛はボールジョイント接続ですが、可動範囲はほぼ軸回転のみです。

 旗と剣が付属。剣は鞘に納めた状態にはできず、手は左右ともこれらを持つ用のもののみです。

 旗は旗竿の途中で分割されていて、旗そのものは旗竿の上半分と一体成型。色分けはシールで処理されていますが、曲面に貼るために白い部分が4分割されている他、黒い模様は下地とは別になっているため白く塗装してから模様だけシールを使うことも可能。
 で、白を塗って模様だけシールを使いましたが、こういうデザインなので余白を全部切り取ろうとするとバラバラになってしまうからある程度妥協したけどそうするとやっぱり寄って見たときには余白の段差が気になります。

 例によって骨格は共通サイズですが、旗が長くて大きいのでボリューム感があります。

 作中の戦闘システムは基本3人編成+マスター(後方支援)なので並べてみましたが、盾役が基本で割と誰とでも組めるマシュ以外はキット化された面子はクラス相性や属性的にあえて同時には使わないかな・・・という感じのラインナップですが。というかマシュと青セイバー以外は全員限定キャラかつ最高レアだからそれ以前の問題で並べて運用するハードルが高かったりもしますが。

 

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