ぷちりっつ No.05 セイバー/宮本武蔵
 2020年2月に女主人公と同時発売。女主人公がかなりシンプルなデザインで手に持つ武器とかの付属品も無くてシリーズ内でも簡素な構成だったのに対し、こっちは元デザインがかなり複雑だったせいでシールを貼った状態でもシリーズ内で色分けの不足が目立つ方です。
 FGOのサーヴァントはいわゆる進化に応じてデザインが3種類に変化しますが(※イベント報酬として配布されるキャラのみ変化なし)、キットは第2段階のものを元にしています。シナリオ上は第3の出番は少ないというのもありますが、第3はイラストを見ただけでまあこれをプラモで出すとか無理だよね・・・ってなる感じですが。
 なお、Fateシリーズでは史実/伝説上では男性だった人物が何やかやの理由を付けたり特に何の説明も無かったりで作中世界では女性だったことになっている事例が多発していますが、武蔵に関しては作中世界での本来の宮本武蔵(作中では存在が語られるだけですが、性別は普通に男)とは別人で平行世界から来た、という設定になっています。

 肌色は成形色の上からつや消しを塗って、他は全塗装しました。
 ホイルシールの他に腰布の紅葉模様と刀の鞘(青いパーツの上から赤と黄色のシールを貼って配色を再現する構成)のみ透明地のシールが付属。ホイルシールは眼だけ使って透明地のシールは一通り使いましたが、赤の塗装に使った色が成形色よりやや濃かったせいで紅葉模様はよく見えませんが。
 各部の金ラインは大半がシールで処理されていて、他にも帯が丸ごとシールだったり脚は肌色の部分以外は真っ黒で膝付近の赤と青のシールが付属するだけだったり胴体側の腕の付け根の後部と上腕の肌色が色分けされていなかったり刀の銀色は全部シールで火球のようなエフェクトは服と同じ成形色だったりで、とにかく色が足りません。上述のように透明地のシールは使って後は塗れる範囲で塗りましたが、成形の都合でモールドがつぶれている部分もあったり金ラインは細すぎて塗れないというか塗ってもよく見えないしで、ある程度妥協しています。
 あと各部の紐状の部分はだいたい一体成型なので隙間が埋まっています。

 ところで台座は黒成形で、うねうねした凹凸が何なのかよくわからなかったのでてきとうに塗ってみましたが、シリーズ初期3種に関してはパッケージに宝具演出をイメージしたものと記載されているので、これも宝具演出のときに足元に出る白いもやのようなもののイメージらしい、ということに一通り撮影した後で気が付きました。で、試しに銀色で塗り直してみましたが、これはこれで違うような。
 黒地に白をドライブラシで乗せるとかの方がそれっぽくなる気もするので、いずれ他のキットの塗装の合間に時間が浮いたら試してみます。

 後頭部の髪留めの赤い模様はシールを参考に塗装しましたが、模様の下半分は組むとほぼ見えなくなります。
 眼・上まつ毛と眉毛は別パーツ。シールには下まつ毛もありますがモールドされていません。
 耳飾りは一体成型でシールが付属。

 刀は1パーツ構成で、鍔は穴の無い円板状になっています。
 可動に関しては女主人公と同様、首、肩、肘、手首、股関節、足首が動きますが、やっぱり台座を使う場合は脚の可動はほぼ死にます。
 武器が比較的軽いので台座無しでも安定する方ですが、飾るならやっぱり台座を使った方がよさそう。

 基本的な骨格はだいたい統一されているようです。

 

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