1/2400東京スカイツリー(バンダイ)
 2011年の完成当時にいくつかキットが出ていましたが、そのうちバンダイが出したもの。それ以降首都圏に行く用事が全く無かったから現物を見る機会も無かったのもあってスルーしていましたが、2019年頃に再販されたものが特価になっていたので買ってみました。

 中身はこんな感じ。黒い箱には組み立て済みのLED電飾ユニット兼台座が入っています。
 成形色で色分け済みで、白い部分にはPPを使って強度を出して扱いやすくしつつ(代わりに白い部分は塗装できなくなっていますが)、スライド金型の多用でパーツ数自体も削減していて、全体的に組み立てやすさを重視したつくり。
 ただ、そのためか輪切り状のパーツ分割になっている展望台でもアンダーゲートは採用されておらず、ゲート跡が目立ちやすい金属色&クリア成形なのにゲート跡が露出する配置になっていたり、白い部分はそもそも切削に向いていないのでやっぱりゲート処理が難しかったりと、細かいことを気にすると面倒な部分は色々ありますが。

 一番大きいパーツは6方向スライド成形とかいうなんかものすごい代物で、最初からこの状態で入っています。

 で、組んでから撮影する前に机の上から転落する事故があった結果として先端部が段差の部分で2箇所ほど折れてしまいまして、真鍮線を打ってつないだものの若干曲がってしまいました。
 銀色の部分だけ塗装しています。あと台座には付属のネームシールを貼りました。
 下側は6方向スライド成形のパーツの内側にもう1つトラス構造の層があって(こっちは3分割)、さらにその中にクリア成形の円柱状のパーツが入っている3重構造。

 展望台の窓はクリア成形。上側の展望台の外側に付いている空中回廊もクリアパーツです。サイズがサイズだけに中身の再現はできないので、なんか透明な棒が壁面に張り付いている、という感じですが。

 で、電飾はスイッチの切り替えで「粋」(青)と「雅」(紫)の2パターンで発光可能。それぞれ発光する位置が違って、「粋」は中央のクリア成形の円柱を発光させてタワーそのものが光るのに対し、「雅」は台座のタワー外側に発行部があってタワーを斜め下から照らすようになっています。
 ちなみに単4電池が3本必要。


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